近年、スマートフォンやタブレットの普及、ストリーミングサービスの充実、ライフスタイルの多様化により、家庭でテレビを持たない選択をする方が増えています。かつてリビングの中心にはテレビがあり、それを囲むように家族が集まるのが一般的でした。しかし、今ではさまざまな娯楽が選べるようになり、「テレビなしでも快適に過ごせるリビング」という新しい形が注目を集めています。今回は、テレビのないリビングがもたらすメリットと、快適な空間をつくるための設計ポイントをご紹介します。
テレビのないリビングには、これまでのリビングとは異なる価値が生まれます。その魅力をいくつか見ていきましょう。
テレビがあると、つい画面に集中してしまい、家族間の会話が減ることがあります。しかし、テレビがないと自然と会話の機会が増え、家族が一緒に過ごす時間をより大切にできるようになります。例えば、食事をしながらの会話が増えたり、休日にボードゲームや読書を楽しんだりと、家族のつながりが深まるきっかけにもなるでしょう。
テレビがあると、どうしてもレイアウトがテレビを中心とした配置になりがちです。しかし、テレビをなくすことで家具の配置に自由度が生まれ、空間をより機能的に使えるようになります。壁一面を収納にしたり、大きな窓を設けて開放感を演出したりと、インテリアの幅が広がります。
テレビ周りには、配線や周辺機器が必要になることが多く、それらが生活感を強める要因になりがちです。テレビをなくすことで、すっきりとした空間を維持しやすくなり、より洗練されたリビングをつくることができます。
テレビを置かないリビングを快適にするためには、設計段階からの工夫が重要です。以下のポイントを押さえて、居心地の良い空間をつくりましょう。
テレビの代わりに、リビングの視線が自然と集まる場所をつくることが大切です。例えば、大きな窓を設けて外の景色を楽しめるようにしたり、壁面にアートやグリーンを飾ることで、心地よい空間を演出できます。
テレビを中心にしない場合、家具の配置がリビングの雰囲気を大きく左右します。例えば、ソファを向かい合わせに配置し、中央にローテーブルを置くことで、自然と会話が生まれる空間をつくれます。また、床座スタイルの座卓を取り入れるのも、落ち着いた雰囲気づくりに役立ちます。
これまでテレビボードに収納していたものをどうするかも考えておく必要があります。本棚やウォールシェルフを活用することで、すっきりとした収納を実現できます。また、ソファの背面や壁際に収納スペースを設けることで、実用的で美しいリビング空間をつくることができます。
テレビを置かない代わりに、プロジェクターを活用する家庭も増えています。プロジェクターは、使わないときに片付けられるため、リビングを広々と使えるのが魅力です。
プロジェクターを導入する場合は、天井に設置し、配線が目立たないようにするのがおすすめです。また、スクリーンを設置するスペースが確保できない場合は、白い壁をスクリーンとして活用するのも良いでしょう。
テレビを置かない選択をすることで、リビングに新たな価値が生まれます。
テレビを撤去したことで、家族で一緒に過ごす時間の質が向上したという声も多く聞かれます。例えば、リビングで一緒に読書をしたり、ボードゲームを楽しんだりと、会話を大切にする暮らしが可能になります。
テレビがないことで、リビング全体のデザインがミニマルになり、洗練された空間をつくることができます。不要なものを減らし、厳選した家具や雑貨を配置することで、落ち着いたリビングを演出できます。
テレビがないことで、インテリアのテーマをより明確に決めやすくなります。装飾や家具の選択肢が広がり、統一感のあるデザインを取り入れやすくなるでしょう。
テレビのないリビングは、単に「テレビを置かない」という選択ではなく、「より快適に暮らすための空間づくり」を考えるきっかけになります。ご家庭のライフスタイルに合わせたリビングのあり方を考え、家族がくつろげる空間をつくってみてはいかがでしょうか?
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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