ライフスタイルから考える家づくり3つのPOINT | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2022/8/8

ライフスタイルから考える家づくり3つのPOINT

新築を建てよう!とお考えになられた時、まず最初に考えるべきこと、それは「ライフスタイル」です。ここで「予算についてではないのか?」と思われる方が多くいらっしゃいますが、おっしゃられる通り「ご予算」もとても大切なことです。

ですが、よくお考えください。家を建てる目的は何でしょうか?

それは皆様、共通されていること「家族との笑顔あふれる生活」ではないですか?

仮に予算から考えて、理想のライフスタイルが実現できない場合、それは家を新築される意味が損なわれてしまいます。
住宅とは、建売ではない注文住宅である限り、お客様のご要望を第一優先致します。

このご要望とは、ライフスタイル、ご予算、お土地、仕様・構造など、あらゆる面が存在しますが、それらのご要望をベストバランスでご提案させて頂くことが、私たち住宅会社としてのお仕事だと感じております。だからこそ、お客様には、ご予算ではなく「ライフスタイル」を最初にお考え頂きたいのです。どのような生活をしたいのか?何を中心に考えた計画をしたいのか?その上で、ご予算やお土地、仕様・構造について、実現のためのサポートを私たちが行います。

POINT①アウトドアリビングに繋げるライフスタイル

アウトドアリビングとは、お住まいになられる空間と庭やバルコニーなど、生活空間として利用できるスペースを室内と一体化して活用することを指します。自然との一体感が得られ、キャンプ場などで行われるパーティーやバーベキュー、プール遊びなどを「家」というプライベート空間で行うことです。

お伝えしました通り、アウトドアリビングはお庭や回廊、屋上を使うことが多く、そこをプライベート空間として使用できる「場所」を用意することが大切です。
ということは、最も大切になってくることは「土地の形状、方位」です。

例えば、土地の道路に面している方位が南であるとします。南側には建物も建つことはなく、障害物もないため、日当たりも良く、風通しも良いですね。ですが日当たりや風通しを優先する一方、建物を北側に詰めて計画をすることになります。ということは、必然的にお庭が南側に来るため、道路から丸見えの状態になります。

「壁を用意したらどうか?」というご意見を頂くこともありますが、それでは開放感は損なわれてしまいます。
その場合は、お庭でのアウトドアリビングではなく、インナーバルコニーを2階に用意したり、屋上を用意したりとアウトドアリビングの場所を考えることも重要になってきます。もしくはこれからお土地を探される場合は、北側道路の土地を見つけることで、お庭を南側に用意してプライベートを確保することもできるようになります。北側道路の土地は南側道路の土地よりも比較的価格が安く、固定資産税も安価な場合が多いのでお得です。

POINT②子育てを楽しむためのライフスタイル

お子様の成長はとても早い。あっという間に小学生、中学生、高校生、そして大学や社会人になります。その十数年の間のお子様との関わりを、できるだけ濃く、深いものにしたい。思い出を繋ぎたい。そのようなお子様と共に育んでいくライフスタイルをお考えの方には、まず、教育方針から間取りを考えていくことをオススメします。

お勉強や習い事を重視していく場合は、お子様がご自身のお部屋に籠って黙々とお勉強、練習をされるのではなく、ご主人様や奥様も一緒に共有できるスペースを用意してみてはどうでしょうか?LDKに併設した共有スペースを用意したり、2階の各部屋に入る前に4〜6畳程度のフロアを用意したりと、家族が集まるスペースを確保することで、「そこで何をするのか?」が明確化され、自然と家族の共通項目が決まり、思い出を作る場所となっていきます。
そのようにすることで、オーダーメイドの棚や収納を用意したり、どのような家具にするのかも決まってきます。そしてお子様の成長に合わせてオーダーメイドで造った棚や収納を、新しい生活に合う形へ作り変える楽しみも生まれます。
このようにお子様との思い出を楽しむために大切なことは、新築後、お子様の成長と共に家を変化させていくことです。

POINT③家族の生活が見えるライフスタイル

間取りを考えていくときに、各部屋のプライベートにばかり気を取られてしまいますと、ご家族が何をされているのかが見えづらい間取りになってしまいます。家族の生活(行動)をいつでも感じていたいライフスタイルにするためには、ご家族で大切にしていることを間取りや仕様に取り入れたり、音が広がるような空間を演出することをオススメします。

例えば、帰宅された後の一連の行動を間取りに反映するためには、土間を広く取りましょう。帰宅後の手洗いには、玄関の入り口に手洗い水栓を用意。そして収納は、玄関から繋がる2WAYクロークがあると便利です。2WAYクロークには下駄箱やコートなどのアウターを仕舞える収納をつけます。趣味のサイクリングやボード、ゴルフクラブなどを置くスペース、お子様のベビーカーを置くスペースなど土間はあらゆる面で機能します。土間から洗面脱衣室に繋がるように設計をしても良いですね。
さらに玄関やリビングダイニングどちらかに吹き抜けをつけても良いかと思われます。吹き抜けは音が伝わりやすいため、家族の動きを感じられる良い面があります。
ただし、冬の暖房が効きづらいという面もありますので、断熱性、気密性、空気の動きをしっかりと設計してもらいましょう。そういったことも含めて私たちにご相談くださいますと、お考えのライフスタイルに合わせた最適なご提案を致します。
他にも、ライフスタイルから考える家づくりのポイントはございますが、また別の記事でお伝え致します。

盛匠では、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。
お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。
ただし、それらを実現するためには、住宅ローンを受けられることが必須条件です。
住宅ローンでご不安な方は、お一人で悩まずに、まずは盛匠にご相談ください。
いつでもご相談をお待ちしております。
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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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