家を建てた後の計画を意識して進めていきましょう

2023/2/6

「どんな家にしようかな？」「どんな間取りにしよう？」「どんなデザインがいいかな？」新築をお考えになられますと、このようなことをご夫婦で話し合われるのではないでしょうか？家は一生に一度のお買い物ですので、幸せに向かって楽しく進めていきたいですよね！その打ち合わせの中に、すっぽり抜け落ちてしまう「建てた後の計画」があります。これはこれからの人生にとって重要な要素なので、しっかり計画を立ててから住宅会社を決めましょう。

アフターメンテナンス

私たちS E I S Y Oの家は躯体を「60年間保証」することができます。躯体とは、基礎、土台、柱、床、斜材、横架材、小屋組、屋根、外壁、開口部と定めております。この躯体を60年間保証できるということはつまり、しっかりアフターメンテナンスをすれば最低60年は住むことができるということになります（保証外ではありますが、実質は60年＋数十年可能です）家には必ずメンテナンスがかかります。かからない家はありません。このアフターメンテナンスをしっかり行う計画を立てることは、快適な生活を営むためには必須なことなのです。

建てた後のお付き合い

アフターメンテナンスは、その家を建てた住宅会社に任せることが家にとって一番良い方法です。それは、その家の外部から内部まで、お客様のことも含めて建てた住宅会社が良く知っているからです。ですがこういう問題も指摘されます。「住宅会社がメンテナンスをしてくれない」「不具合があって連絡しても来てくれない」「倒産してしまった」など、あらゆる事象によって建てた後、住宅会社との関係を良好に保てなかったというお客様がいらっしゃるようです。家は建ててからがスタートです。そのため住宅会社とは、建てた後も信頼し続けられるかどうかという判断基準も大事になってきます。

メンテナンス工事

メンテナンスには費用がかかるものも御座います。家のメンテナンスには、定期的なメンテナンスと不定期なメンテナンスに分かれます。不定期なメンテナンスについては、お客様が普段、お住まいになられる中で不具合や違和感を感じた箇所になります。その際はS E I S Y Oにご一報頂くか、定期訪問時にお伝えください。弊社スタッフが即座に対応いたします。それでは定期的なメンテナンスについてです。

定期メンテナンスの項目

定期的なメンテナンスについては、お建てになられる家の仕様によっても変化していきます。

外壁

レンガ、タイル、ガルバニウム鋼板、サイディングなどの仕様によって異なります。レンガ、タイルは十数年後の目地メンテナンス、ガルバニウム鋼板はほぼメンテナンス不要と言いますが、潮風の多い地域では錆化した箇所の塗装は必要となってきます。サイディングに関しましては、メーカー保証として10年がついているものが多いので、10年後に塗装工事が必要になります。保証期間にも様々ありまして、30年保証のサイディングもあります。

防蟻処理工事

住宅の土台や柱などに、シロアリ被害を予防する効果のある薬剤を散布することです。周期は10年ごとに必要になります。S E I S Y Oでは、優れた換気能力でシロアリが生息しにくい環境をつくるキソパッキングエ法を採用しています。万一竣工後10年以内に蟻害が発生した場合でも、最高300万円を限度に賠償責任補償額の給付を保証します。10年後以降も白蟻の防蟻処理を行うことで保証を延長することが可能です。

ベランダ防水工事

ベランダには「F R P」といった素材を標準としております。F R Pとは「繊維強化プラスチック」です。軽量ながら弾性率が小さく強度の低いプラスチックに、弾性率が大きいガラス繊維などの強化材を混ぜることで強度を高めた複合材料です。ベランダ以外にも運輸機器、住宅設備用機器、プール、建材など幅広いジャンルで使用され、活躍の分野を広げている材料（素材）です。このF R Pには定期的に防水塗装をする必要があります。周期は5年ごとに必要です。雨漏りの原因の第一位は、このベランダの防水メンテナンスをしなかったことがその原因なのです。