30坪未満の建物のことを「コンパクトハウス」と呼ぶことが最近多くなってきました。コンパクトハウスは坪数が小さいため、空間が狭く感じないように設計をするポイントがあります。今回の記事では、30坪未満のコンパクトハウスを計画する際の注意点について解説します。
コンパクトハウスを計画する方は、以前までは
・夫婦二人の生活
・お一人で住まわれる方
・お子様がお一人のご家庭
上記のお客様がコンパクトハウスを希望されることが多かったのですが、最近では4人家族のお客様も30坪未満のコンパクトハウスを希望されることが多くなってきました。
コンパクトハウスを計画される方の多くの理由は、必要最低限の部屋、広さで良いという考えのもとでコンパクトハウスを計画されます。しかし、部屋数や空間の広さに対し、狭さを感じながらでも良いという考えであるわけではありません。必要な部屋数で合理的に空間設計を行うことで結果的にコンパクトハウスとなるという場合が多いのです。
ここからはコンパクトハウスの設計による注意点を解説します。
コンパクトハウスにおいて注意すべきポイントの一つ目は廊下をできるだけ作らないことです。
例えば、玄関に入って廊下があるというこれまでスタンダードであった間取りではなく、玄関とLDKがつながっている間取りにすることでLDKの広さを十分に確保することができます。この場合、階段はリビング、もしくはダイニングと隣接する設計をすると良いでしょう。洗面脱衣室やトイレに行く際にも、できるだけ廊下を使わずに向かうことができるように設計します。
他にも、階段から2階に上がり各居室に向かうための廊下も少なく設計することは重要になります。
リビングには大きな掃き出し窓を設置することが多いのですが、その際にウッドデッキを設置して空間が続いているように演出することで開放感を得ることができます。お庭でバーベキューをする際にもリビングとウッドデッキを使って大空間でアウトドアリビングを楽しむことができます。
開放感を得る方法の一つには、吹き抜けや勾配天井があります。しかし、吹き抜けは好みが分かれることと設置するためのコストが高いため、勾配天井や天井を数センチほど高くする方法がコスト面では良いかと思います。勾配天井の場合、傾斜部分を壁とは違う素材(無垢の木材)を使用したり、間接照明を採用することで素敵な空間を演出できます。
コンパクトハウスだからといって収納が少なくても良いというわけではありません。しかし、30坪以上の建物に比べ、スペースが少ないことは間違いありません。その場合、ロフトや中2階を採用し、収納スペースを確保すると良いでしょう。お子様のお部屋にはロフトを設置して、寝るためのスペースではなく学校や習い事で使用するものを収納しておく場所にすると良いでしょう。他にも趣味で使用するものをロフトや中2階に収納するのも良いですね。
ご両親様やご友人がご自宅に泊まりに来る場合は、リビングに隣接する小さがり(小上がり)の茶の間を用意しておくと良いでしょう。普段はオープンに使用して、ご両親様やご友人がご自宅に泊まりに来た時は、襖やアコーディオンカーテンを閉めて、ご両親様やご友人の寝室として活用することができます。
自由設計においての設計のポイントはコンパクトハウス、30坪以上の建物であったとしてもライフスタイルに合わせて設計をしていくことが最も大切なポイントになります。ご家族様皆様で十分に話し合い、ご意見をしっかりと理解して間取りに取り入れることができる住宅会社を探しましょう。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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