【2024年5月】大幅に値上げする電気料金とこれからの注文住宅について | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2024/5/7

【2024年5月】大幅に値上げする電気料金とこれからの注文住宅について

2024年現在、様々な要因を受けて私たちの電気料金が上がり続けています。その理由は、原油価格の高騰やウクライナ情勢などがあり、その対策として高騰する原油価格高騰の緩和措置として「国の激変緩和措置」がありましたが、その補助金は2024年4月に補助金が終了しています。電気代高騰のもう一つの理由には再エネ賦課金の値上りが決まっており、それが5月の電気料金から値上がりすることが分かっています。今回の記事では、大幅に値上げする電気料金とこれからの注文住宅についてお伝えします。

5月から値上がりが決定している電気料金

2024年現在、私たち一般家庭の電気代が上がり続けています。その理由は、

・国の激変緩和措置の終了
・再エネ賦課金の値上り

上記の影響により5月の電気料金から値上がりすることが分かっています。

6月からの電気料金について

先ほどお伝えしたように5月現在には電気料金が値上げされることが既に決まっています。しかし、更に6月からは大きな値上がりになる可能性が高くなっていることをご存知でしょうか?
実は、今後電気代は上がり続けていく可能性があるのです。その理由は、主要7カ国(G7)のエネルギー担当閣僚は、2030年から35年に石炭火力発電所を廃止することで原則合意しているからです。
日本による発電設備の約7割は火力発電によって電気の供給が行われています。日本の火力発電の燃料は約90%が天然ガスと石炭で賄っています。ということは、これから火力発電を廃止し、新たな発電設備を建設するとなると、その際には莫大な建設費用が必要になります。それらを再エネ賦課金のように私たち一般家庭によって負担するとなると、その建設費用分の電気代値上げが予想されることになります。

経済的負担

新たな発電設備を建設する費用の負担を考えると、これから数十年にかけて私たちが電気代の一部として負担していくことになり、経済的負担が大きくなります。現在の日本は先進国の中で唯一30年間成長していない国であり、平均収入は逆に下がっていると連日のニュースで発信があります。
そんな状況の中でもご家族様のために新築を計画している方もお見えになられると思いますが、今後、新築を計画する際にどのような建物を考えていけば良いのかをお伝えします。

家づくりの計画と理由

これから新築を計画される方も、これまで新築を計画してきた方も、その家づくりに対する想いや理由については「ご家族様のため」ではないでしょうか?

・お子様の入学タイミング
・パートナーにとって過ごしやすい空間を作るため

このように想いを持って家づくりを計画されているので、電気代やガス代の負担が大きくなっていくと言われても簡単に諦め切れるものではありません。

これからの注文住宅について

建売住宅や中古住宅を購入されることと注文住宅を購入されることとでは考え方が異なります。注文住宅で自由設計の場合、フルオーダーメイドであるため、ご家族様の好みの家を設計することができます。
これは経済的負担の増える今後の見通しに合わせた建物を設計し、安心して過ごすことができるライフスタイルを手にいれることができる選択肢であると言えます。

電気代やガス代について

例えば電気代やガス代が上がり続けていく可能性があるのであれば、まずはガスを使わないオール電化の建物を建築することでガスに関しての不安は解消できます。
次に電気代ですね。
オール電化にすることで光熱費(電気代とガス代)は全て電気に偏ることになります。ということは「電気代をできるだけ使用しない設備」を導入することで電気代への負担を解消できると思いませんか?

間取りや換気システムを設計する

電気代がかからないように節電ばかりして暑い夏と寒い冬を我慢して乗り越えてばかりいては理想のマイホームとは言えません。安心して快適に過ごすためには、夏涼しく、冬暖かい家になる設計を取り入れる必要があります。そのためには、間取りによって自然エネルギーを取り入れ、換気システムによって一定の快適な環境に作り上げる必要があります。

自然エネルギーを利用する

夏は日差しが高く強いため、大きな窓を設置すると室内をサウナのような状態にしてしまいます。そのため、夏は日差しを遮る工夫をすることが重要になります。
リビングや各居室の南面の窓には、日差しを遮るためのオーニングや庇を取り入れ、高い日差しが室内に入らないようにする必要があります。逆に冬は低い日差しを取り入れる必要があるため、夏と冬の日差しの角度を計算してオーニングや庇を取り入れましょう。

第一種換気システム(SEISYO空調)

次に電気代を多く使ってしまう設備、エアコンをどうするのかを考えていく必要があります。一般的な第三種換気システムを採用するとなると各部屋にエアコンを設置する必要があります。私たちSEISYOの家は高気密・高断熱住宅であるため、一般の住宅と比較するとそこまでの電気代を消費することはありませんが、第一種換気システム(SEISYO空調)を取り入れて頂くことで、家庭用エアコン2台で家中均一で快適な環境を手にいれることができます。SEISYOで採用している全館空調システム「SEISYO空調」は、家庭用エアコン2台で家全体を暖め・冷やす仕組みを持ち、キレイな空気を家の隅々まで届けることができます。空調システムは居室ごとに使用するルームエアコンより経済的。夏の暑さ、冬の寒さを我慢することなく、家族全員が快適に暮らせる家をつくります。家のどこにいても一定の温度に保たれるため、ヒートショックなどのリスクも減らすことができます。
「SEISYO空調」では、特別な業務用ではなく家庭用エアコンを採用しているため、修理や部品交換がより低コストで行えます。経済的かつメンテナンスが容易な空調ソリューションを提供しています。

まとめ

これから電気代とガス代が上がり続けていく可能性があります。その対策として、

・自然エネルギーを利用したパッシブデザイン
・第一種換気システム(SEISYO空調)を搭載する
上記を採用して、電気代をかけずに夏涼しく、冬暖かい状態を作ることが必要になります。
上記の他にも太陽光発電システムを採用し、自家発電によって電気代を賄うことも良い選択肢であると考えます。夫婦共働きで昼間家に誰もいない状態であったとしても、必要容量を搭載して売電を計画に入れたり、蓄電池を搭載して昼間発電した電気を充電し、夜使用するといった考え方もできます。
これからのことを一度私たちに相談してみませんか?

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SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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