新築を購入した場合、定期的にメンテナンスをする必要があります。採用した仕様によって定期メンテナンスを行う年数の違いはありますが、フリーメンテナンスの家は2024年現在では見かけることはありません。住宅のメンテナンスは決して安価ではなく、建物の大きさにもよりますが、100万円以上の工事費用が必要になってきます。そこで今回の記事では、定期メンテナンス費用の捻出方法についてお伝えします。
住宅の定期メンテナンスが以下の項目になります。
・外壁塗装
・屋根塗装
・ベランダの防水塗装
・防蟻処理
一つずつ解説します。
住宅の外周は外壁と屋根で覆われています。そして家は雨・風・日差しに毎日晒されており、とても過酷な状況から私たち家族を守ってくれています。しかし、家の外壁と屋根は少しずつ劣化しているのです。仮にメンテナンスをせずに劣化が進んでしまうと雨水が建物内部に侵入してしまい、建物の構造部材は腐食してしまい、最悪住むことができなくなります。そのために外壁と屋根の防水塗装を施す必要があるのです。
ベランダも外壁と屋根と同じです。外部に接しており過酷な環境に置かれているため、年々劣化していきます。雨水が建物内部に侵入しないように防水塗装をする必要がありますし、雨水を流すための雨樋に草や埃、虫の死骸がたまらぬ様に随時掃除をする必要もあります。雨樋にゴミが溜まって水が流れにくい状態を作ってしまうと、水だまりを起こしてしまい、建物内部に水が侵入してしまう可能性があります。メンテナンスは5年に一度を推奨しています。
防蟻処理とはシロアリが来ないように薬剤を散布する工事です。5年に一度を推奨しています。防蟻処理を施すことでシロアリからの被害に遭わずに安心して過ごすことができます。
通常の建物保証年数は10年になります。しかし、私たちSEISYOでは、より長く。そして代々住み継ぐことができるように長期60年保証を採用しています。定期メンテナンスをしっかりと行うことで、性能を保ち、デザインを損なわず、安心して住まうことのできる荷することができます。
定期メンテナンスはとても大切なことなのです。
定期メンテナンスの費用は決して安価なものではありません。例えば建物の大きさにもよりますが、外壁と屋根の塗装をするだけでも150万円前後の費用を捻出する必要があります。
ではこの費用は住宅ローンの支払いをしながらどのようにして捻出すれば良いのでしょうか?
それは以下になります。
・ボーナス併用を利用しない
・毎月一定金額を積み立てる
・ローンを利用する
一つずつ解説します。
まず一つ目に大切なことは住宅ローンの融資を受ける際に「ボーナス併用を利用しない」ということです。ボーナス併用とはボーナス支給月に毎月の返済以外に幾らかの返済をするということになります。例えば、毎月10万円ずつ返済をしているが、ボーナスが支給される7月と12月に毎月の返済とは別に20万円ずつ返済するということです。
ボーナスとは基本給とは違い、会社の業績に比例して金額が決められるものなので、仮に業績が悪化してしまうと支給をされない場合もあるということです。
このように安定しない収入を融資の返済に充てるということはお勧めしません。
返済に使用するのではなく、ボーナス支給分の一定額を10年後のメンテナンス費用のために毎回積み立てるという方が理想的ではないでしょうか?
一番シンプルな方法は、「毎月一定金額を積み立てる」ということです。仮に10年後、150万円のメンテナンス費用が必要なのであれば、毎月12,500円の積み立てになります。この金額であれば、無理なく安心して積み立てることができるのではないでしょうか?
メンテナンス費用はローンによって捻出することも可能です。リフォームローンや住宅ローンの借り換えという2つの選択肢があります。
10年後と言いますと、お子様が大学に進学するタイミングであることが多く、大学の費用を準備することでメンテナンス費用を捻出することができないということが考えられます。その場合、リフォームローンや住宅ローンの借り換えによって捻出することをお勧めします。
仮に借り換えの場合、10年経過しているので残りの返済年数は25年とします。150万円を25年で返済するとなると金利1%で毎月5,653円となります。今ではネットバンクの住宅ローンの借り換えを利用することで諸費用がかからずに借り換えができます。
積み立てというプレッシャーを感じながら10年過ごすよりも、借り換えによって捻出すると決めて過ごす方が良い場合もあるでしょう。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。