注文住宅における家相の基本と注意点 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/1/21

注文住宅における家相の基本と注意点

注文住宅を計画する際に家相を取り入れる方は少なくありません。家相は、家の方位や配置をもとに家の運気を判断する日本の伝統的な考え方であり、日本の気候風土に根ざした生活の知恵として多くの方に受け入れられています。しかし、家相を採用する際にはいくつかの注意点があります。この記事では、注文住宅における家相の基本的な考え方と設計時に押さえておくべきポイントについて詳しく解説いたします。

家相とは何か?

家相とは、家の間取りや配置、方位によって吉凶を判断する考え方です。一見すると迷信のように感じるかもしれませんが、家相は日本の気候や自然条件を取り入れた実用的な知恵でもあります。
たとえば、家の北東側(鬼門)や南西側(裏鬼門)に不浄な場所を配置しないといった家相の基本は、通風や衛生面でも理にかなっていることが分かっています。また、現代では科学的根拠に基づいた研究も行われており、暮らしやすさを高める要素として注目されています。家相を全面的に取り入れるかどうかはご家庭の判断次第になりますが、家づくりに役立つポイントとして知っておく価値は十分にあると考えております。

家相と風水の違い

家相とよく混同される考え方に風水がありますが、家相と風水は異なる考え方を持っています。

風水
土地のエネルギー(気)の流れを見極め、土地探しや生活空間の配置に応用する考え方です。自然との調和を重視し、主に土地そのものの性質を評価する考え方です。

家相
家の内部配置や間取りに焦点を当て、住まいの運気を向上させることを目的としている考え方です。

つまり、土地選びでは風水を参考にし、建物の設計では家相を取り入れることで、理想的な住まいづくりができるでしょう。

注文住宅で取り入れる家相のポイント

注文住宅を計画する際、家相を取り入れることで住まいの運気を整えることができます。以下では、主要なポイントを具体的にご紹介いたします。

①玄関は午前中に日が当たる場所に配置

玄関は家の顔であり、良い運気を迎え入れる重要な場所です。日の光が午前中に差し込む東側や南東側に配置することで、明るく清潔な印象を与える玄関を作ることができます。ただし、敷地条件により西側や北側に玄関を設ける場合は、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)を避ける配置を心がけましょう。

②キッチンは吉方位に設置

キッチンは火と水を扱うため、エネルギーのバランスが重要です。家相では東、東南、北西が吉方位とされており、これらの方位にキッチンを配置することで、家族の健康運や金運を高めるとされています。

③リビングは日当たりの良い方位を選ぶ

家族が集うリビングは、東、東南、南に配置するのが望ましいとされます。これらの方位は陽の気を取り込みやすく、明るく心地よい空間を作ることができます。さらに、リビングの快適さは家全体の運気を向上させると考えられています。

④寝室は北または東に配置

寝室は休息と癒しの場です。朝日が入る東や安定した気を保つ北が理想的な方位とされています。また、寝室内に鏡を置く場合は、寝ている姿が映らない位置に配置することが推奨されます。鏡の配置によって運気が乱れるとされているためです。

⑤家相に合った色合いを取り入れる

方位ごとに適した色合いを取り入れることで、運気をさらに高めることができます。たとえば、東には青や緑を、南東には黄緑やオレンジを使うことで、それぞれ仕事運や金運の向上が期待できます。間取りだけでなく色合いも工夫することで、開運効果を高めることができます。

家相を重視するなら押さえたい5つのポイント

家相を意識する際に特に重要となるポイントを簡潔にまとめました。

玄関の配置
日当たりが良く鬼門を避けた場所に。

キッチンの方位
エネルギーバランスを保てる東や北西が最適。

リビングの方角
家族が快適に過ごせる東南や南を選ぶ。

収納スペースの確保
整理整頓しやすい間取りを設計。

柔軟な設計
家相を考慮しつつ、実用性を重視。

これらを押さえることで、住まいの運気をさらに向上させることができます。

家相を考慮する際の注意点

家相を取り入れる際には、過度にこだわらず、住みやすさや利便性を損なわないよう注意が必要です。以下の点を意識して計画を進めましょう。

鬼門・裏鬼門を避ける

玄関、キッチン、トイレを鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に配置すると運気が下がるとされています。これらの場所は家の中でも特に重要な役割を持つため、設計時に慎重に検討する必要があります。

「張り」と「欠け」に気をつける

家の間取りを上から見た際に出っ張り(張り)や欠けがあると、家相に影響を与えると言われています。北西や南東の張りは吉相とされますが、北東や南西の欠けは凶相とされるため、注意が必要です。

階段や廊下の配置

玄関から一直線に階段を配置すると、運気がそのまま抜けてしまうと考えられています。また、家の中心に階段がある間取りも避けたほうが良いでしょう。

片付けしやすい家づくり

整理整頓が行き届いた家は良い運気を保つ基盤となります。収納スペースを十分に設け、掃除しやすいシンプルな間取りを心がけましょう。

家相にこだわりすぎない

家相を気にしすぎると、実際の生活に不便を感じることがあります。例えば、敷地条件を無視して玄関の配置にこだわりすぎると、ご家族様にとって使いにくい住まいになることがあります。家相を参考にしながらも、生活のしやすさを第一に考えた設計を心がけましょう。

まとめ

注文住宅における家相は、住みやすさを高めるための一つの視点です。ご家族様のライフスタイルに合わせた家づくりを行うためにも、家相を適度に取り入れながら、理想の住まいを実現してみてはいかがでしょうか。

どのようなライフスタイルをお考えですか?

SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://seisyo-co.com/contact2/

LINE公式アカウント

SEISYOの公式LINEアカウントでは、家づくりの知識やイベント情報をいち早くお伝えしております。これから家づくりをお考えの方がお見えになられましたら、是非、ご登録ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://lin.ee/ehujE0m

著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

見学会に参加
OPEN HOUSE

SEISYOの家を
見に来てください。

資料請求・お問い合わせ
CONTACT

家づくりのこと
お問い合わせください。