ラグジュアリー住宅の“空間の使い方” | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/3/11

ラグジュアリー住宅の“空間の使い方”

高級住宅と一般的な住宅の違いは何でしょうか?それは単なる広さではなく、「空間の使い方」にあります。広いだけではラグジュアリーにはなりません。本当に上質な住まいには、余白や奥行きが計算され尽くした空間設計が存在します。本記事では、添付した写真をもとに、ラグジュアリー住宅に求められる“空間の使い方”について解説します。

広さだけでは高級にならない理由

住宅の価値を決める要素として、多くの方が「広さ」にこだわります。しかし、実際にはただ広いだけでは生活の質は向上しません。ラグジュアリー住宅では、以下の3つのポイントが重視されます。

視線の抜け感

広さよりも、視線の通りを計算し、圧迫感のない開放的な空間をつくることが重要です。例えば、窓の配置を工夫して自然光を最大限に取り入れたり、間仕切りを最小限に抑えて視線が遠くまで通るようにすることで、より開放感を感じられる設計が可能になります。さらに、低めの家具を配置することで視界を遮らず、空間の広がりを演出することもできます。

ゾーニングの工夫

一つの空間の中にリラックスする場所、食事を楽しむ場所、作業に集中する場所など、用途を明確に分けることが求められます。それぞれのエリアが独立しながらも、視線や動線を意識した設計にすることで、一体感のある心地よい空間を実現できます。また、家具や照明を使って空間を緩やかに区切ることで、視覚的にもメリハリを持たせることができ、上質な雰囲気を演出することが可能です。

光と素材の調和

素材の質感や照明計画によって、空間の表情が変わります。ラグジュアリーな空間は、光と影のコントラストを生かしながら設計されます。たとえば、間接照明を用いて天井や壁を照らすことで、柔らかい光が広がり、落ち着いた雰囲気を生み出します。また、自然光と人工照明を組み合わせることで、時間帯によって異なる表情を楽しむことができ、空間に奥行きと変化を与えることが可能です。

余白がある空間の心理的効果

空間に“余白”を持たせることは、ラグジュアリー住宅の基本です。余白が持つ心理的な効果を見ていきましょう。

落ち着きを生む開放感

添付した写真にあるリビングは、梁や柱の存在を生かしつつ、家具の配置にゆとりを持たせています。この余白が、空間にリズムを与え、心地よい開放感を演出しています。

気品を感じさせるデザイン

シンプルなインテリアに余白を加えることで、より洗練された印象になります。例えば、ダイニングキッチンの赤いキャビネットは、周囲に余白があることでその美しさが際立ちます。ラグジュアリー住宅では、余白を使ってデザインを引き立たせる工夫がなされています。

快適性を向上させる配置計画

洗面スペースの写真では、実用性と美しさを兼ね備えた配置が見られます。収納スペースの確保はもちろん、余白があることで朝の支度の際も快適に過ごせます。

間取りの設計で“ラグジュアリーな空間”をつくるポイント

高級住宅の設計において、間取りの工夫が大きな役割を果たします。具体的なポイントを紹介します。

室内外のつながりを意識する

バルコニー付きの空間では、室内と外の境界を曖昧にすることで、より広がりのある空間が生まれます。天井の木目や観葉植物を取り入れることで、まるでリゾートのようなリラックス感を演出できます。

天井の高さや梁の活用

天井を高くするだけでなく、梁や装飾を取り入れることで、より立体感のある空間になります。写真のリビングでは、木の梁をアクセントにすることで、シンプルながらも重厚感のある空間が実現されています。

照明の使い方で雰囲気を変える

ラグジュアリーな空間づくりにおいて、照明は重要な要素です。シャンデリアやペンダントライトを適切に配置することで、より洗練された印象を与えます。また、間接照明を取り入れることで、陰影を活かした高級感のある空間を演出できます。

まとめ

ラグジュアリーな住宅をつくるには、単に広い空間を持つだけではなく、余白を活かした空間設計が不可欠です。視線の抜け、ゾーニング、光と素材の調和を意識することで、心地よく品のある住まいが実現します。今回の写真のように、

・リビングは広がりを意識した開放的な設計に
・キッチンやダイニングは余白を活かして洗練された印象に
・バルコニーや屋外空間と室内のつながりを重視する

このようなポイントを押さえることで、ワンランク上の住まいが実現できます。
ラグジュアリーな住宅を検討されている方は、ぜひ「空間の使い方」にこだわってみてください。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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