【2025年版】シングルが家を買うときに絶対知っておきたい7つのこと | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/6/20

【2025年版】シングルが家を買うときに絶対知っておきたい7つのこと

「子どもと安心して暮らせる“自分の家”が欲しい」
「賃貸では将来が不安。自分名義の家を持ちたい」
そう考えるシングルの方は年々増えています。
ですが、住宅ローンの審査、資金の不安、不動産会社とのやりとり… ひとりで考えるには不安も多いのではないでしょうか? 家づくりの現場を知る立場から「シングルの方が家を持つ前に知っておきたい7つのポイント」をわかりやすく解説します。
お金・制度・将来設計まで、正しく備えることで、無理なく、後悔のない住まいづくりが見えてきますよ!

住宅ローンは“返せるかどうか”を生活から逆算

「年収の〇〇%以内ならOK」というような数字だけを見て住宅ローンを考えてしまうと、実際に返済が始まってから家計が圧迫されてしまうことも。
特にシングルの方の場合、子育て・教育費・医療費などの支出が変動しやすいため、単純な指標だけで判断するのは危険です。
本当に大切なのは、“自分の生活の中で”無理なく返し続けられるかどうか。
毎月の支出を具体的に洗い出して、今の家賃や将来の支出も含めたリアルな生活シミュレーションを行うことが、安心した住まいづくりの第一歩になります。

返済負担率よりも「暮らしの余裕」を大切に

住宅ローンの審査では返済負担率(年収に対するローン返済の割合)が目安として用いられますが、 特にシングルの方の場合は「日々の家計やライフスタイルに対して、どれだけ返済に回せる余力があるか」を重視することが大切です。
子育てにかかる費用は月ごとに変動しやすく、急な出費が発生することもあるため、 “年収の◯%”という一律の基準だけで判断するのは現実的とはいえません。
審査の目線に合わせながらも、ご自身の家計状況に即した返済可能額を見極めることが、長く安定して暮らしていくための鍵となります。

今の家賃と比べて、無理のない返済額を見極めよう

教育費・食費・保険料など、子育て中の支出は月ごとに変動しやすく、想定外の出費も起こり得ます。
そのため、住宅ローンの返済額を「今の家賃と比べて少し高いか低いか」だけで判断するのではなく、家計全体の中で無理なく支払えるかを、詳細な支出項目ごとに検討することが大切です。
児童手当や養育費などの収入がある場合も、それらに依存せず生活費と貯蓄・教育費をどうバランスよく配分するかを含めて、現実的なキャッシュフローをシミュレーションしておきましょう。

頭金の有無より「総予算と返済計画」が大事

「頭金がなければ家は買えない」と思い込んでいませんか?
確かに、以前は“頭金を2割以上”が常識とされていましたが、現在はフルローンも可能な時代です。
とはいえ、購入に必要な費用は頭金だけではありませんし、頭金の有無よりも大切なのは、家を持ってから先の“家計の見通し”です。
ローン返済だけでなく、固定資産税・火災保険・修繕費などの「見えにくい出費」までふまえて、総予算を組み立てる視点は欠かせません。
無理なく、長く住み続けられる住まいを目指すなら、“いくら借りられるか”ではなく、“どう返していくか”を重視すべきです。

諸費用・修繕費・税金も含めて考える

頭金がなくても購入は可能ですが、購入後にかかる費用は思っている以上に多岐にわたります。
固定資産税、火災保険、地震保険、マンションなら管理費や修繕積立金、戸建てなら将来的なメンテナンス費用も視野に入れる必要があります。
また、引っ越し費用や家具・家電の買い替え、子どもの転校や進学に伴う費用も無視できません。
家を購入することで生活が苦しくなってしまわないよう、こうした“見えにくい支出”を含めた総費用を購入前にしっかり把握し、無理のない計画を立てましょう。

頭金ゼロでも購入はできるが、無計画は危険

フルローンも可能ですが、それによって毎月の家計が圧迫されないかを慎重に見極める必要があります。
特にシングルの方の場合、お子様の成長に伴って教育費や医療費、進学時の費用などが段階的に増えていくため、返済額が固定される住宅ローンとのバランスが重要になります。
将来的なライフイベントや出費のピークを見据えたうえで、余裕を持った返済計画を立てることが、安心して長く住み続けるための鍵となります。

審査のカギは「安定性・信用・健康」

収入や勤続年数はもちろん、「生活の安定性」が問われる

住宅ローンの審査では、年収や勤務先の安定性、勤続年数が見られますが、シングルの方だからという理由だけで不利に扱われることは基本的にありません。
むしろ、子どもを育てながら安定した職に就いていること自体が「堅実な生活力」と評価されるケースもあります。
正社員でなくても、継続的な収入があるパートや契約社員で審査が通った事例もありますので、自分の働き方に自信を持ちましょう。

クレジットカードや携帯料金などの支払い履歴に注意

審査時に重要視されるのが「信用情報」です。
過去にクレジットカードや携帯電話の分割払い、奨学金などの返済に遅れがあると、たとえ少額でも審査に悪影響を及ぼすことがあります。
1回の遅延でも記録に残ることがあり、3か月以上の延滞や債務整理の経験がある場合は要注意です。
現在の支払い状況を確認し、可能であればCICなどで自分の信用情報を取り寄せておくのも一つの方法です。

健康状態もチェックされる“団信”の壁

住宅ローンには、ほとんどの場合「団体信用生命保険(団信)」の加入が求められます。
これは、ローン契約者が万一死亡・高度障害になった際に、残りのローンが保険で完済されるという仕組みです。
持病がある場合や過去の治療歴によっては団信に加入できず、住宅ローンを組めないケースもあります。
その場合は、団信なしで借りられる金融機関を探したり、ワイド団信(持病がある方向けの緩和型団信)といった選択肢を検討する必要があります。
事前に健康診断を受け、現状を把握しておくことも安心材料になります。

不動産会社・住宅会社選びは慎重に

シングルの方にとって、限られた時間・予算・条件の中で最適な物件を見つけるのは簡単ではありません。
信頼できる住宅会社や不動産会社をパートナーとして選ぶことが、家づくりの成功を左右します。
・親身になって話を聞いてくれるか
・子育て環境や通学利便性を踏まえて提案してくれるか
・無理のない資金計画を重視してくれるか
・営業トークや即決を求める対応には注意が必要です。
複数社に相談し、比較検討することで、自分に合ったパートナーを見つけやすくなります。

「買って終わり」ではない、将来の見通しを持つ

購入時にローンが通れば終わり…ではありません。
シングルの方の家計は今後も変動する可能性が高く、病気や転職、お子様の進学などライフイベントを見越した備えが重要です。
・家計にゆとりがあるときに繰上返済の準備
・収入減への備えとして、生活防衛資金を確保
・教育費・老後資金をふまえた中長期の家計設計
「住宅を持つ」ことをゴールではなく、“生活の土台”として捉え、将来に備える設計が大切です。

無理せず「相談できる人」を見つけることが一番の安心

家を買うという決断は、経済的にも精神的にも負担が大きくなりがちです。
そんなとき、「一人で抱え込まないこと」がなにより重要です。
・経験者の友人や家族に相談する
・住宅購入に詳しいFP(ファイナンシャルプランナー)に中立的な意見を聞く
・地域の住宅相談窓口や母子家庭向け支援窓口を活用する
誰かと話すことで、不安や悩みが整理され、冷静に判断できるようになります。
無理せず相談できる環境を確保して、少しずつ前に進んでいきましょう。

まとめ|「買えるかどうか」より「幸せに住めるかどうか」

シングルの方が家を買うことは、大きなチャレンジであり、同時にお子様との安心した未来をつくる第一歩です。
返済額、将来の家計、支援制度、信頼できる相談先——それらを一つひとつ丁寧に整えることで、「無理なく、自分らしく」家を持つことは十分に可能です。
「買えるかどうか」ではなく、「買って幸せに暮らしていけるかどうか」
その視点を持って、ぜひ納得のいく住まいづくりを進めてください。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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