建てるより賢い?今注目の“中古リノベ住宅”という選択肢 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/4/29

建てるより賢い?今注目の“中古リノベ住宅”という選択肢

近年、新築住宅の価格が右肩上がりに上昇している中で、「本当に新築じゃないとダメ?」と考え直す方が増えています。そんな方にこそご提案したいのが、「中古住宅を購入して、ライフスタイルに合わせたリフォームを施す」という住まい方です。見た目や間取りを自分好みに仕上げられるだけでなく、コスト面でも大きなメリットがあり、賢い住宅取得の方法として注目が集まっています。本記事では、中古リノベの魅力や進め方、注意点について具体的にご紹介していきます。

新築が高すぎる時代に、“中古×リフォーム”という合理的な選択

物価や人件費の上昇が続き、新築住宅の価格も高騰傾向にあります。希望のエリアで予算内に収まる新築住宅を見つけるのは、年々難しくなっているのが現状です。
一方で、中古住宅は価格の選択肢が広く、立地の選定もしやすいのが特徴。さらに、購入後にリフォームを加えることで、見た目も性能もまるで新築のような住まいが完成します。
住宅ローンとリフォーム費用をまとめて借り入れできるプランも登場しており、資金計画も立てやすくなっています。

購入前に押さえておきたい“物件の質”と“見えない部分”

リフォーム前提で中古住宅を購入する場合、見た目よりも建物の基本性能や劣化状況の確認が重要です。特に「長期優良住宅」に認定されている物件は、耐震性や断熱性、耐久性の基準が高く、安心してリフォームのベースにすることができます。
また、インスペクション(建物診断)を購入前に行うことで、見えない部分の傷みや補修の必要性を把握することが可能です。専門家のチェックを受けることで、思わぬトラブルを未然に防ぐことができます。

暮らしにフィットする空間へ。自由度の高い間取り変更

家族構成やライフスタイルに合わせて、自由に間取りを設計できるのもリノベーションの魅力。たとえば、小さなお子様がいるご家庭では、対面キッチン+リビング一体型の見通しの良い空間を。テレワークが必要なご家庭では、書斎やワークスペースを新設することも可能です。
中古住宅は「もともとの間取り」がある程度決まっていますが、構造の制約を考慮しながら自由に設計できる範囲が広く、思い描いた暮らしを実現できます。

見た目と機能を両立。水まわり&断熱・耐震改修

キッチンや浴室、トイレなどの水まわりは、使いやすさや清掃性が重視される場所。最新設備に交換することで、見た目が美しくなるだけでなく、日々の家事効率や快適性が大幅に向上します。
さらに、中古住宅では断熱性能や耐震性に不安があるケースも。リフォーム時に断熱材の追加やサッシの入れ替え、耐震補強工事を行えば、見えない部分の性能も大きく改善できます。

住まいの印象を変える、内外装のトータルリニューアル

フローリングの貼り替えや壁紙の刷新、照明や建具の交換といった内装リフォームに加え、外壁塗装や屋根の張り替えといった外装リフォームもおすすめです。
特に外観は家全体の第一印象を左右する要素。ナチュラルモダン、北欧風、シンプルスタイルなど、好みに合わせて全体の雰囲気を統一することで、まるで新築のような住まいが完成します。

中古リノベを成功させるための4つのステップ

中古住宅を購入してリフォームを行う場合、ただ漠然と進めるだけでは理想の住まいを実現することはできません。限られた予算とスケジュールの中で満足度の高いリノベーションを実現するためには、いくつかの重要なポイントを順序立てて押さえることが大切です。
ここでは、中古リノベを成功に導くために特に意識したい4つのステップをご紹介します。

信頼できる中古物件を探す

長期優良住宅に認定された物件は、耐震性・断熱性・劣化対策などの基準を満たしており、基本性能がしっかりしています。そのため、安心してリフォームのベースとすることができます。
また、インスペクション(建物状況調査)済みの物件であれば、専門家によるチェックを受けているため、劣化の有無や補修の必要箇所を把握しやすく、購入後に大きなトラブルを避けるうえでも心強い存在です。
このような信頼性の高い物件を選ぶことが、満足度の高いリノベーションを成功させる第一歩になります。

リフォーム内容の優先順位を明確にする

リフォームを成功させるためには、目的に応じて優先順位を整理しておくことが重要です。
まずは、建物の老朽化による修繕を最優先に。雨漏りや基礎のひび割れなど、安全性に関わる部分は最初に対応する必要があります。
次に、断熱性や耐震性などの性能向上工事を計画し、快適で安心できる住環境を整えます。
そのうえで、デザイン性を高める内装リフォームや、家事動線を考えた間取り変更など、暮らしの質を向上させる工事を検討するとスムーズです。
このように、目的別に段階を踏んで計画を立てることで、無理のない予算配分ができ、満足度の高い住まいづくりにつながります。

予算計画をトータルで立てる

中古住宅の購入とリフォームを組み合わせる場合、資金計画を総合的に立てることが不可欠です。
物件の購入費用だけでなく、リフォーム工事費用、登記手数料、住宅ローン手続き費用、火災保険料、引っ越し代など、さまざまな諸費用が発生します。
これらをすべて含めたうえで、総予算をしっかり把握しておくことが大切です。
また、リフォーム工事では想定外の追加工事が発生することもあるため、あらかじめ予備費を設定しておくと安心です。
近年は住宅ローンとリフォーム費用をまとめて借りられる商品もあり、資金繰りをスムーズに行うことが可能です。無理のない返済計画を立てたうえで、理想の住まいづくりを実現していきましょう。

実績のある施工会社に依頼する

中古リノベーションは、工事を進める過程で思わぬ問題が見つかることがあります。たとえば、解体して初めて判明する構造の不具合や、配管・配線の老朽化など、購入時にはわからなかった課題が後から浮かび上がることもあります。
こうした予想外の事態にも、豊富な経験を持つリフォーム会社であれば柔軟かつ迅速に対応してもらえます。また、施工実績が豊富な会社は、適切なプラン提案や技術力に優れているため、安心して任せることができます。
さらに、打ち合わせの段階から施工後のアフターフォローまでしっかりサポートしてくれる会社を選ぶことで、トラブルを未然に防ぎ、満足度の高い住まいづくりを実現できるでしょう。
中古リノベの経験豊富な会社であれば、予想外の問題にも柔軟に対応してもらえます。

まとめ

新築にこだわらなくても、快適で魅力的な住まいは手に入ります。中古住宅を賢く選び、丁寧にリフォームを行うことで、ご家族様にとって理想的な住まいを予算内で実現することが可能です。
「新築は厳しい」と感じている方も、「中古+リノベ」という選択肢をぜひ一度ご検討ください。

どのような暮らし方をお望みですか?

SEISYOでは、リフォームやリノベーションのご相談をいただく際に、まず「どのような暮らし方をお望みですか?」とお聞きしております。お客様の理想のライフスタイルを叶え、長く快適に暮らしていただくためには、ライフスタイルのイメージをしっかり共有することが何よりも大切だと考えております。
ご自宅の今のお悩みや、これからの暮らしに対するご希望がございましたら、どうぞお気軽にSEISYOまでご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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