家づくりを考え始めたとき、多くの方が最初に思い浮かべるのは「間取り」や「広さ」、そして「予算」ではないでしょうか。展示場を見学して気に入った間取りを参考にしたり、SNSで見つけたおしゃれな施工事例を保存したりする方も多くいらっしゃいます。しかし実際に住み始めてから、「なんとなく使いにくい」「思っていた暮らしと違う」と感じるケースは決して珍しくありません。原因を詳しく聞いてみると、設備や広さではなく、生活の流れと間取りが合っていないことが多いのです。
家は、建物そのものが目的ではなく、ご家族様が毎日を過ごす場所です。朝起きてから出かけるまでの動き、帰宅してから寝るまでの時間、休日の過ごし方や家事の流れ。こうした日常の積み重ねが、住み心地を大きく左右します。ところが、家づくりの初期段階では、この「暮らし方」について深く考える機会が少ないまま計画が進んでしまうことがあります。
そこで私たちが最初にお聞きするのが、「どんな暮らしをしたいですか?」という質問です。この問いに向き合うことで、本当に必要な広さや間取り、動線の考え方が自然と見えてきます。
この記事では、良い家にするために最初に考えておきたい「暮らし方」という視点について、具体的な考え方や整理の方法をわかりやすくお伝えしていきます。これから家づくりを始める方が、ご自身やご家族様に合った住まいを考えるきっかけになれば幸いです。
良い家をつくるために、最初に決めておきたいのは間取りや広さではありません。結論から言うと、もっとも大切なのは「どんな暮らしをしたいのか」を考えることです。
なぜなら、間取りは暮らしを入れる器のようなものだからです。中に入る生活の形が決まっていなければ、本当に合った設計を考えることは難しくなります。例えば、朝の支度が重なるご家庭では洗面スペースの広さや配置が重要になりますし、在宅時間が長い方にとっては、光の入り方や落ち着いて過ごせる場所の確保が大切になります。
設計の打ち合わせでは、「どんな家にしたいですか?」という質問よりも、「どんな一日を過ごしたいですか?」という問いかけから始めることがあります。この順番で考えることで、そのご家庭に合った住まいの方向性が自然と見えてくるためです。
間取りから考えること自体が間違いというわけではありません。しかし、生活のイメージが固まっていない段階で部屋数や配置を決めてしまうと、後から調整が難しくなることがあります。
よくあるのが、「部屋数は足りているのに使いにくい」というケースです。収納の位置が生活動線から離れていたり、洗濯や片付けの流れが分断されていたりすると、毎日の小さな負担が積み重なります。図面だけを見ていると問題に気づきにくく、住み始めてから違和感として現れることが多いのです。
また、広さだけを重視すると、かえって落ち着かない空間になる場合もあります。空間の大きさだけではなく、視線の抜け方や家具の配置、光の入り方など、暮らしの中で感じる要素が整って初めて心地よさが生まれます。
家づくりのご相談を受ける際、この質問をすると、多くの方が少し考え込まれます。それだけ、普段の生活を言葉にする機会が少ないからです。
しかし、ここを整理することで、家づくりの方向性は大きく変わります。例えば、家族で食卓を囲む時間を大切にしたいというご希望があれば、キッチンとダイニングの距離や配置が重要になります。帰宅後すぐに手を洗いたいというご家庭では、玄関から洗面への動線がポイントになります。
このように、暮らし方が明確になると、必要な間取りや設備が自然と絞られていきます。結果として、無理のない予算配分にもつながり、長く満足できる住まいに近づいていきます。
暮らし方を整理するためには、日常の動きを思い出しながら考えてみることが大切です。例えば、次のような視点があります。
・朝起きてから出かけるまでの流れはどうなっているか
・洗濯や片付けはいつ、どのように行っているか
・休日は家で過ごすことが多いか、外出が多いか
・来客の頻度はどのくらいか
・ご家族様それぞれが落ち着ける場所は必要か
こうした問いに答えていくことで、生活の優先順位が見えてきます。間取りは、その優先順位を形にしていく作業ともいえます。
特に次のような方は、間取りより先に暮らし方を整理しておくと計画が進めやすくなります。
・初めて家づくりをする方
・間取りのイメージがまだ具体的でない方
・今の住まいに不満があるが理由がはっきりしない方
・忙しい毎日の中で家事の負担を減らしたいと考えている方
生活のイメージを先に描いておくことで、必要なものとそうでないものの判断がしやすくなり、計画全体が整理されていきます。
ここまで読んで、「どんな暮らしをしたいか」を具体的にイメージするために、次の項目をチェックしてみてください。
☑︎ 朝起きてから出かけるまでの動きがスムーズか想像できる
☑︎ 洗濯や片付けの流れを無理なく行えるイメージがある
☑︎ ご家族様が自然に集まる場所を思い浮かべることができる
☑︎ 休日をどのように過ごしたいかイメージできる
☑︎ 今の住まいで不便に感じていることを言葉にできる
☑︎ 落ち着いて過ごせる場所がどこに必要か考えられている
すべてをすぐに決める必要はありませんが、これらを少しずつ整理していくことで、そのご家庭に合った住まいの方向性が見えてきます。
Q. まだ具体的な暮らしのイメージがなくても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。最初からはっきり決まっている方は多くありません。日々の生活を振り返りながら、少しずつ整理していくことで方向性が見えてきます。
Q. 間取りを先に決めてはいけないのでしょうか?
間取りから考えること自体が問題というわけではありません。ただし、暮らし方を先に整理しておくことで、必要な広さや動線が分かりやすくなり、後からの変更が少なくなります。
Q. 相談するときは、どこまで考えておく必要がありますか?
具体的な間取りや仕様が決まっていなくても問題ありません。どんな生活をしたいか、今の住まいで感じていることをお話しいただくだけでも、家づくりの方向性を一緒に整理していくことができます。
良い家をつくるために最初に考えておきたいのは、間取りや広さではなく「どんな暮らしをしたいのか」という視点です。暮らし方が見えてくると、そのご家庭に合った動線や空間の使い方が自然と見えてきます。
家づくりは多くの選択を重ねていくプロセスですが、最初に暮らしのイメージを整理しておくことで、判断に迷いにくくなります。これから住まいづくりを始める方は、ぜひ一度、ご自身やご家族様がどんな毎日を過ごしたいのかをゆっくり考えてみてください。それが、長く心地よく暮らせる住まいへの第一歩になります。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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