【図解でわかる】草津市・栗東市・守山市で新築住宅にかかるお金|土地・建物・諸費用の内訳 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2026/7/14

【図解でわかる】草津市・栗東市・守山市で新築住宅にかかるお金|土地・建物・諸費用の内訳

新築住宅の資金計画では、土地代と建物本体価格だけを見て予算を決めることはできません。

土地の仲介手数料や登記費用、地盤改良、給排水工事、外構、住宅ローンの手数料、引越し費用など、完成までにはさまざまな支払いが発生します。

特に草津市・栗東市・守山市とその周辺では、駅に近い住宅地と郊外の土地で条件が大きく異なります。土地の価格だけでなく、市街化区域・市街化調整区域の区分、道路、上下水道、浸水リスクまで確認したうえで資金計画を立てる必要があります。

この記事では、新築住宅にかかるお金を5つに分け、見積書を確認するときのポイントを分かりやすく解説します。

新築住宅にかかるお金は5つに分けて考える

新築に必要なお金は、大きく次の5つに分けられます。

費用の種類 主な内容
土地取得費 土地代、仲介手数料、測量、登記など
建物工事費 基礎、構造、屋根、外壁、内装、住宅設備など
付帯工事・外構費 地盤改良、給排水、造成、駐車場、フェンスなど
契約・ローンなどの諸費用 印紙税、登記、融資手数料、保険など
入居前後の費用 引越し、家具、家電、税金など

住宅会社が表示する「建物本体価格」に、どこまで含まれているかは会社によって異なります。

外構、照明、カーテン、エアコン、建築確認申請、給排水工事などが別途になっていることもあります。金額の名称だけではなく、入居できる状態までに必要な項目が見積書へ入っているかを確認してください。

草津市・栗東市・守山市では土地条件を先に確認する

草津駅、南草津駅、栗東駅、守山駅などへの利便性を重視すると、土地へ使う予算が大きくなる場合があります。

一方、駅から離れた土地や郊外の土地は、広さを確保しやすくても、造成や上下水道、開発許可などに費用と時間が必要になることがあります。

市街化調整区域では住宅を建てられない場合がある

市街化調整区域は、市街化を抑制することを基本とした区域です。

栗東市では、市街化調整区域内で建てられる建築物が一部の立地条件などを満たすものに限られています。草津市や守山市にも開発許可の基準があるため、土地を所有している場合でも自由に住宅を建てられるとは限りません。

土地を契約する前に、住宅を建築できる土地か、必要な許可や申請は何かを市役所や住宅会社へ確認する必要があります。

道路と敷地の高低差を見る

土地の前に道路があるだけでは、建築できるとは限りません。

建築基準法上の道路に接しているか、道路と敷地に高低差がないか、車の出入りができるかを確認します。

道路より土地が高い場合は土留めや階段が必要になり、土地が低い場合は盛土や排水計画が必要になることがあります。古い擁壁がある土地では、再利用できるかの確認も欠かせません。

土地代以外に必要となる費用

土地を購入するときは、売買価格以外にも契約や登記に関する費用が発生します。

主な項目は次のとおりです。

  • 不動産会社へ支払う仲介手数料
  • 売買契約書の印紙税
  • 所有権移転登記
  • 司法書士への報酬
  • 測量や境界確定
  • 農地転用や分筆
  • 古家の解体
  • 不動産取得税

土地の所有権移転や建物の所有権保存、住宅ローンの抵当権設定には登録免許税がかかります。税額は土地の購入価格ではなく、登記の種類に応じた課税標準と税率を使って計算されます。

売買契約に不動産会社の仲介が入っていない場合は、仲介手数料が発生しないこともあります。どの費用が必要になるかは、土地の売主や契約方法によって変わります。

建物にかかる費用の内訳

建物本体工事には、一般的に次のような工事が含まれます。

  • 基礎や建物の構造
  • 屋根・外壁
  • 断熱材・窓
  • 床・壁・天井
  • 室内ドアや収納
  • キッチン・浴室・トイレ
  • 電気・給排水・換気設備

ただし、「標準仕様」という言葉だけでは、内容を正確に比較できません。

窓の種類、断熱性能、住宅設備のグレード、収納の数などが異なれば、同じ延床面積でも建築費は変わります。

住宅会社を比較するときは、建物の広さだけでなく、耐震性能、断熱性能、設備、設計費、申請費まで同じ条件にそろえることが必要です。

オプションは優先順位を決める

太陽光発電、蓄電池、床暖房、造作収納などを追加すると、当初の見積もりから金額が増えます。

設備や内装を決める前に、耐震、断熱、防水など、完成後に変更しにくい部分を優先してください。

予算を決める段階で、標準仕様のままで建てた場合と、希望する仕様を加えた場合の両方を確認すると判断しやすくなります。

土地によって変わる付帯工事費

付帯工事費は、建物本体以外に必要となる工事費です。

同じ建物を建てても、土地の状態によって必要な工事が変わります。

地盤改良・造成・擁壁

地盤調査の結果、地盤を補強する必要がある場合は地盤改良工事を行います。

道路との高低差がある土地では、造成や擁壁工事が必要です。見た目が平坦な土地でも、以前の利用状況や盛土の状態によって工事内容が変わるため、土地の契約前に現地を確認してもらうことが重要です。

上下水道と排水

確認したいのは、前面道路に上下水道があるかどうかだけではありません。

敷地まで給水管が引き込まれているか、既存管を再利用できるか、口径が足りるか、下水道受益者負担金が支払い済みかまで確認します。

栗東市と守山市では、公共下水道の受益者負担金に関する制度が設けられています。土地によって納付状況が異なるため、購入前の個別確認が必要です。

外構工事

外構には、駐車場、玄関アプローチ、フェンス、門柱、カーポート、庭、物置などが含まれます。

草津市・栗東市・守山市周辺では、通勤や買い物で車を利用する家庭も多いため、必要な駐車台数を土地選びの段階で整理しておく必要があります。

建物を土地いっぱいに配置すると、駐車場や自転車置場、室外機の置場が不足します。建物と外構を別々に考えず、最初から一つの配置図で確認してください。

契約・登記・住宅ローンにかかる諸費用

新築では、工事以外にも次の費用が発生します。

  • 工事請負契約書の印紙税
  • 建物表題登記
  • 所有権保存登記
  • 抵当権設定登記
  • 土地家屋調査士・司法書士への報酬
  • 住宅ローンの融資手数料や保証料
  • 火災保険・地震保険
  • 住宅性能評価や認定の申請費用

住宅ローンの商品によっては、土地取得費や一部の諸費用を融資対象にできる場合があります。ただし、対象となる費用や必要書類は金融機関によって異なります。

注文住宅では、土地購入時、契約時、着工時、工事途中、完成時など、複数回に分けて支払うことがあります。

住宅ローンが実行される時期と工事代金の支払い時期が合わない場合は、自己資金、分割融資、つなぎ融資などの確認が必要です。

浸水リスクによっても必要な対策が変わる

滋賀県では、河川の氾濫だけでなく、水路や内水を含めた水害リスクを確認できる「地先の安全度マップ」が公開されています。場所ごとに想定される浸水深が異なるため、同じ市内でも条件は同じではありません。

草津市・栗東市・守山市とその周辺で土地を選ぶときは、各市のハザードマップと滋賀県防災情報マップの両方を確認します。

浸水の可能性がある土地では、地盤面や基礎の高さ、給湯器や室外機の設置位置、雨水排水、水災補償なども検討対象になります。

入居前後に必要になるお金

住宅が完成したあとにも支払いは続きます。

  • 引越し
  • 家具・家電
  • カーテン・照明
  • エアコン
  • インターネットやテレビ設備
  • 不動産取得税
  • 固定資産税・都市計画税

滋賀県では、要件を満たす新築住宅に不動産取得税の軽減制度があります。軽減を受けるために申請が必要になる場合もあるため、県から届く書類を確認してください。

家具や家電を買い替える予定がある場合は、建築費とは別に入居準備費を残しておく必要があります。

見積書で確認したいチェックリスト

土地と建物の契約前には、次の項目を確認してください。

□ 土地代以外の取得費が入っているか
□ 市街化区域と市街化調整区域を確認したか
□ 解体・造成・擁壁工事が必要か
□ 地盤改良費を想定しているか
□ 水道・下水道の引込費が入っているか
□ 外構と駐車場の工事範囲が明確か
□ 照明・カーテン・エアコンが含まれているか
□ 登記・住宅ローン・保険費用が入っているか
□ 引越し・家具家電の予算を残しているか
□ ハザードマップを確認したか

まとめ|入居できる状態までの総額で判断する

草津市・栗東市・守山市とその周辺で新築住宅を建てる場合、土地代と建物本体価格だけで資金計画を作ることはできません。

土地の条件によっては、造成、擁壁、上下水道、地盤改良などの工事が必要です。さらに、外構、登記、住宅ローン、保険、引越し、家具家電なども予算へ含める必要があります。

大切なのは、建物が完成するまでの金額ではなく、家族が入居して生活を始められる状態までの総額を確認することです。

土地を契約する前に住宅会社へ現地を見てもらい、土地・建物・付帯工事・諸費用を一つの資金計画にまとめて比較してください。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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