夫婦ふたりでこれからの住まいを考えたとき、
「ふたりならマンションで十分じゃない?」
「戸建てを建てるほど広い家は必要ないかも」
そんなふうに考える方は少なくありません。
たしかに、マンションはワンフロアで暮らせることが多く、建物の管理もしやすいため、夫婦ふたりの暮らしには相性のいい住まい方です。
一方で最近は、「大きな家はいらないけれど、自分たちらしい暮らしは大切にしたい」という理由から、コンパクトな平屋を選ぶ方も増えています。
マンションと平屋。
どちらも夫婦ふたりには暮らしやすい住まいですが、実際の生活を想像してみると、それぞれに大きな違いがあります。
今回は、毎日の生活動線やプライバシー、庭のある暮らし、将来の暮らしやすさなどから、マンションと平屋を比較してみましょう。
住まいを考えるとき、最初に「マンションか戸建てか」という二択で考える方は多いと思います。
ただ、夫婦ふたりの場合は少し考え方を変えてみてもいいかもしれません。
一般的な戸建てというと、30坪前後の2階建てをイメージする方も多いでしょう。
しかし、夫婦ふたりの暮らしであれば、それほど多くの部屋や広さを必要としないケースもあります。
だからこそ、「マンションか、大きな戸建てか」ではなく、
「マンションか、ふたりの暮らしに合わせたコンパクトな平屋か」
という考え方もできます。
どちらが優れているということではありません。
大切なのは、自分たちがどんな毎日を送りたいのか。
まずはそこから考えてみることです。
マンションと平屋には、大きな共通点があります。
それは、どちらも基本的にワンフロアで生活できるということです。
階段の上り下りがなく、リビング、寝室、洗面、浴室などを同じ階にまとめられるため、日常生活の負担を抑えやすくなります。
一方で、動線の自由度には違いがあります。
マンションは、建物全体の構造や玄関の位置、水まわりの配置などがある程度決まっています。
平屋の場合は、土地の形や暮らし方に合わせて間取りを考えることができます。
たとえば、
玄関からパントリーを通ってキッチンへ入る。
洗濯した衣類を、そのままファミリークローゼットへ収納する。
寝室から洗面室までを近くする。
そんなふうに、自分たちの生活習慣に合わせて動線を組み立てられるのは、注文住宅ならではの魅力です。
毎日の小さな移動だからこそ、10年、20年と暮らしていくと、その違いは大きくなっていきます。
住まいの暮らしやすさを考えるうえで、意外と大きいのが「周囲をどれくらい気にするか」ということです。
マンションでは、上下階や隣の住戸に人が暮らしています。
そのため、夜遅くに洗濯機を回したり、テレビや音楽を楽しんだりするときに、音が気になることもあるでしょう。
もちろん、防音性能の高いマンションもあります。
ただし、集合住宅である以上、周囲への配慮が完全になくなるわけではありません。
一方、平屋であれば、独立した建物として暮らすことができます。
音楽を楽しみたい。
ペットと暮らしたい。
休日は庭でのんびりしたい。
友人を招いて食事を楽しみたい。
そうした暮らしの自由度は、戸建てならではの魅力です。
夫婦ふたりだからこそ、「家族のための部屋数」よりも「自分たちがどう暮らしたいか」を優先して考えることができます。
マンションと平屋の大きな違いのひとつが、屋外とのつながりです。
マンションでもバルコニーはありますが、平屋ではリビングやダイニングからそのまま庭へ出られる間取りをつくることができます。
ウッドデッキで朝のコーヒーを飲む。
小さな家庭菜園を楽しむ。
休日に夫婦で庭の手入れをする。
ペットを庭で遊ばせる。
そんな暮らしに魅力を感じる方には、平屋が向いているかもしれません。
反対に、
「庭の手入れはしたくない」
「外で過ごすことはほとんどない」
という方なら、マンションの方が暮らしやすい場合もあります。
庭があること自体が正解なのではありません。
自分たちの休日や趣味を想像してみると、どちらの住まいが合っているのかが見えてきます。
戸建てを考えると、
「せっかく建てるなら部屋を多くしたい」
「収納もできるだけたくさんほしい」
と考えがちです。
しかし、夫婦ふたりの家では、必ずしも部屋数や収納量を増やすことが暮らしやすさにつながるとは限りません。
使わない部屋が増えれば、掃除する場所も増えます。
物を置ける場所が増えるほど、知らないうちに荷物が増えてしまうこともあります。
大切なのは、収納量そのものではなく、
どこで何を使うのか。
どこに収納すれば毎日の動作がラクになるのか。
ということです。
たとえばキッチンの近くにパントリーをつくる。
玄関近くに土間収納をつくる。
寝室と洗面室の間にクローゼットを配置する。
必要な場所に必要な収納を設ければ、家全体を大きくしなくても暮らしやすい住まいはつくれます。
今は問題なくできることでも、10年後、20年後には負担に感じることがあります。
その代表的なものが階段です。
夫婦ふたりの暮らしでは、子どもの成長に合わせて部屋を増やす必要がありません。
だからこそ、最初からワンフロアで生活が完結する住まいを考えることができます。
マンションも平屋も、この点では将来にわたって暮らしやすい住まいです。
ただ、平屋の場合は間取りそのものを将来に合わせて設計できます。
寝室からトイレまでの距離。
廊下の幅。
洗面室と脱衣室の配置。
家事をする距離。
今だけでなく、「これからの自分たち」を想像しながら設計できることは、平屋の大きな特徴です。
家づくりは、今の生活をそのまま形にするだけではありません。
これからどんな暮らしをしたいのかを考えることでもあります。
マンションと平屋のどちらが合うかは、暮らし方によって変わります。
たとえば、
駅や商業施設の近くで暮らしたい。
建物の管理にできるだけ手間をかけたくない。
庭や外構の管理は必要ない。
そんな夫婦には、マンションが合っているかもしれません。
一方で、
休日は家でゆっくり過ごしたい。
庭やウッドデッキのある暮らしを楽しみたい。
ペットや趣味をもっと自由に楽しみたい。
生活動線を自分たちに合わせたい。
そんな夫婦には、平屋という選択肢があります。
どちらを選ぶかを決めるときに大切なのは、建物そのものではありません。
「自分たちがどんな暮らしをしたいのか」です。
平屋に興味はあるけれど、
「ふたりで戸建ては大きすぎるのでは?」
と感じている方もいるかもしれません。
しかし、平屋だからといって、大きな家を建てる必要はありません。
むしろ夫婦ふたりだからこそ、必要なものだけを丁寧に考えたコンパクトな住まいにすることができます。
SEISYOでは、夫婦ふたりのこれからの暮らしを考えた住まいとして「Designers Compact for two」をご提案しています。
広さを競うのではなく、
どんな場所で食事をしたいのか。
休日をどう過ごしたいのか。
どんな趣味を楽しみたいのか。
これから何を大切にして暮らしていきたいのか。
そうしたことから必要な広さや間取りを考えていく住まいです。
ふたりの暮らしを設計した結果、必要な広さがコンパクトになる。
それは「我慢して小さくする家」ではありません。
自分たちに必要なものを選び取った、ちょうどいい住まいです。
「まだ家を建てると決めたわけではない」
「マンションと平屋、どちらが自分たちに合っているのか分からない」
「ふたりなら、実際に何坪くらい必要なの?」
そう感じている段階でも大丈夫です。
むしろ住まいを決める前だからこそ、一度これからの暮らしを整理してみることをおすすめします。
マンションを購入するのか。
平屋を建てるのか。
今の住まいを続けるのか。
答えは、ご夫婦によって違います。
SEISYOでは、家を建てることを前提にするのではなく、まず「ふたりがこれからどう暮らしたいのか」というところから住まいを一緒に考えています。
Designers Compact for twoについて知りたい方はもちろん、
「自分たちならどんな間取りになるんだろう?」
「平屋という選択が現実的なのか知りたい」
という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
夫婦ふたりだからこそできる家づくりがあります。
マンションか平屋か迷ったときは、建物の種類だけで決めるのではなく、これからのふたりの暮らしから考えてみてはいかがでしょうか。
「平屋を建てたいけれど、何坪必要なのかわからない」
そんな段階でも、家づくりを始めることはできます。
むしろ、最初から坪数を決めてしまう前に、
どこで食事をしたいのか。
休日をどう過ごしたいのか。
家事をどんな順番でしたいのか。
何を収納したいのか。
家でどんな時間を大切にしたいのか。
そんな暮らしの話から考えてみることで、自分たちに必要な家の姿が少しずつ見えてきます。
盛匠では、家族のかたちや暮らし方から住まいを考える「Designers Compact」という住まいもご提案しています。
「自分たちなら、どれくらいの大きさがちょうどいいのだろう」
そう感じた方は、まずは実際のプランを見ながら、自分たちの暮らしと照らし合わせてみてください。
https://seisyo-co.com/news/6652/
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。