土地探しから入居までの総予算は5,000万円。気になる売地が1,500万円なら、残りの3,500万円をすべて家に使えるでしょうか?
たとえば、駐車場の舗装や屋外の給排水工事、登記、引っ越しなどに600万円を取っておくと、建物本体に使えるのは2,900万円です。では、同じ広さでも土地の価格が違うと、間取りや設備に使えるお金はどれだけ変わるでしょうか。
滋賀県の「令和8年滋賀県地価調査」(2026年7月1日時点)から、栗東市・守山市・草津市の住宅地の平均価格を使って比べます。条件は、土地が150㎡(約45.4坪)、総予算が5,000万円。土地と建物本体以外に取っておく金額は、比較のため一律600万円とします。
| 住宅地の例 | 1㎡の平均価格 | 150㎡の土地代 | 建物本体の予算 |
|---|---|---|---|
| 栗東市 | 67,400円 | 1,011万円 | 3,389万円 |
| 守山市 | 99,400円 | 1,491万円 | 2,909万円 |
| 草津市 | 132,200円 | 1,983万円 | 2,417万円 |
土地の広さも総予算も同じですが、栗東市と草津市の例では、建物に回せる金額に972万円の差が出ます。しかも、同じ栗東市でも中沢二丁目の調査地点は1㎡あたり12万3,000円です。市の平均は、予算を考え始めるときの目安。気になる物件が出てきたら、表の土地代を実際の販売価格に置き換えてみてください。
住宅金融支援機構の「2025年度フラット35利用者調査」では、滋賀県で土地と建物の両方にフラット35を利用した168件の平均は、土地取得費が約1,371万円、建設費が約3,504万円、合わせて約4,875万円でした。ご自身の見積書と比べるときは、調査の「建設費」と見積書の「本体価格」で、どの工事まで含むかをそろえて見てみましょう。
今回の試算では、入居までに必要なお金を次の3つに分けました。600万円は、土地代による違いを比べるための仮の金額です。
たとえば、図面に車が2台描いてあっても、駐車場の仕上げが砂利かコンクリートかで工事費は変わります。見積書に「外構一式」とあれば、「2台分をどの材料で、どの範囲まで仕上げる金額ですか」と聞いてみてください。金額が分かった項目から仮の予算と入れ替えれば、二重に数えずに済みます。
気に入った3LDKのプランがあり、本体の見積もりが税込み3,200万円だったとします。その他の費用を600万円と置くなら、5,000万円から両方を引いて、土地に使える上限は1,200万円。ここまで分かると、物件検索に入れる上限額も決まります。
1,400万円の土地と1,500万円の土地で迷ったとしましょう。安い方だけに、道路との高低差を整える工事と、水道を敷地に引き込む工事が合わせて150万円余分にかかると、土地と追加工事の合計は1,550万円。他の条件が同じなら、工事が済んだ1,500万円の土地の方が、建物に50万円多く使えます。
販売資料に「前面道路に水道管あり」と書かれていたら、「敷地内まで引き込み済みですか」「これから必要な工事は誰の負担ですか」と確認してみてください。候補地を比べるときは、両方の敷地で同じ暮らしを始めるのにいくらかかるか、条件をそろえることが大切です。
「仕事用にもう1部屋ほしい」とき、欲しいのは6畳の洋室でしょうか。それとも、ドアを閉めて集中できる机ひとつ分の場所でしょうか。答えによって、必要な広さは変わります。
盛匠で家を建てられたF様が、お気に入りの場所として挙げてくださったのは、3畳に満たない書斎兼仕事場でした。ご家族がもうひとつこだわったのは、2階にキッチンや浴室をまとめ、炊事と洗濯を同じ階で済ませられる間取りです。欲しい部屋の数に加えて「そこで何をしたいか」まで伝えると、限られた面積の使い方にも選択肢が生まれます。
SEISYO(盛匠)本社では、不動産と注文住宅の両方を扱い、土地探しの段階から間取りと資金計画を一緒に考えています。候補地がある方は、物件ページのURLと、そこで叶えたいことをひとつお知らせください。
これから土地を探す方は、お問い合わせ欄に「土地込み5,000万円以内で、車を2台並べて停められる3LDKを建てたい」といったひと言で大丈夫です。ご家族が大切にしたい暮らしから、土地にいくら、家にいくらを残すか、一緒に整理しましょう。
盛匠本社 077-535-0306(9:00〜18:00/火曜・水曜定休)
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。