新築にグランドピアノを置く際には、さまざまな点に注意する必要があることをご存知絵でしょうか?以下に記載したグランドピアノを設置する際に考慮すべきポイントを知らずに計画を進めてしまうと結果的にピアノに不具合が起きてしまったり、故障の原因にもなる可能性があります。今回の記事では、グランドピアノを設置する際に考慮すべきポイントを解説します。新築をご計画の方の中でピアノを設置することを検討されている方もいらっしゃると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
グランドピアノは、そのサイズによって重量が大きく異なりますが、通常のものでもかなりの重量があり、約261kgから415kgに達します。そのため、ピアノを置く場所の床が十分に強度を持っているかを確認し、必要に応じて床の補強を行う必要があります。また、床に傷やへこみができるのを防ぐため、キャスター部分にインシュレーターを置いたり、板を敷いて重さを分散させることも重要になります。
グランドピアノは非常に大きな存在感を持つ楽器です。そのため、部屋のインテリアに調和させるためには、慎重なレイアウトの計画が必要です。ピアノをどこに置くか、そしてその場所が部屋全体とどのように調和するかを考えながら、コーディネーターと相談してレイアウトを決めるようにしましょう。
ピアノは木材や金属で作られており、これらの素材は温度や湿度の変化にとても敏感です。特に湿度が低いと過乾燥になり、ピアノの不具合が発生する可能性があります。そのため、ピアノを設置する部屋では、温度と湿度の管理を徹底する必要があります。エアコンの風が直接当たる場所、日光が直接当たる場所は必ず避けましょう。
・加湿器を設置して湿度計によって湿度を管理する
・温度計によって室内温度を均一に保つ
このようなことが必要になります。そのためには、建物内の気温と湿度をできるだけ安易にコントロールできる全館空調を採用することが適切であると言えます。
ピアノを弾く際に、手元や楽譜が暗くならないように、照明の配置にも気を配る必要があります。
・照明が頭の後ろにあると影ができてしまう
・明るさや照明色が合わずにに楽譜が見えにくい
このようなことが起こるため、照明が適切に配置されるよう計画を立てることが重要です。
グランドピアノは非常に大きいため、設置場所までの搬入経路を事前に確認しておくことが重要です。特に2階に設置する場合、バルコニーからの搬入が可能かどうかを考慮しなければなりません。住宅会社や楽器屋と相談しながら、搬入経路を計画しましょう。基本的には室内から2階に上げることは不可能です。もし仮に室内から搬入するとしても玄関ドアや建具の幅や廊下の幅を通常の2倍以上にする必要があるため、大きく建築費用が上乗せされます。ご予算や設計へのこだわりを考慮して適切な搬入方法を検討しましょう。
グランドピアノを演奏する際、大きな音が出ます。そのため近隣への配慮として防音対策は必須です。厚手の防音カーペットを敷くことで、音漏れを軽減し、近隣への配慮ができます。また、二重窓や防音カーテンを使用することで、外への音漏れをさらに防ぐことが可能です。完璧に防音対策を講じたい場合は、防音室をご検討ください、防音室は設置することで、より効果的に音を遮断し、安心して演奏を楽しむことができます。
新築の家は湿度が低くなることがあり、過乾燥になることがあります。過乾燥はピアノにとって不具合や故障を促す原因になります。湿度計や加湿器を活用し、適切な湿度を維持できるようにしましょう。また、床暖房がある部屋にピアノを置く場合、床暖房対策のパネルを使用して、ピアノを過乾燥から守る必要があります。
以上のポイントを参考に、新築の家にグランドピアノを設置する際は、細心の注意を払って準備を進めてください。適切な対策を講じることで、ピアノを長く美しい状態で保ち、快適に演奏を楽しむことができるでしょう。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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