【2025年版】二拠点生活・リモートワークに対応した新築住宅のつくり方 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/9/23

【2025年版】二拠点生活・リモートワークに対応した新築住宅のつくり方

コロナ禍をきっかけに、私たちの働き方や暮らし方は大きく変化しました。オフィスに通うことが当たり前だった時代から、在宅ワークやリモートワークが広がり、自宅の中で「仕事ができる環境」を求める声が増えています。
また、都市部と地方を行き来する「二拠点生活」も注目され、自然豊かな地域にセカンドハウスを持つ人も増えています。こうした動きに合わせて、新築住宅にも「在宅ワーク専用スペース」や「小さな平屋」「離れ」といった設計の工夫が求められるようになりました。
今回の記事では、二拠点生活やリモートワークに対応できる新築住宅のつくり方を解説します。

二拠点生活・リモートワークが求められる背景

二拠点生活やリモートワークに対応した住宅へのニーズは、一時的なブームではなく定着しつつあります。その背景には、働き方やライフスタイルの多様化があります。
ここでは、なぜこれらの需要が高まっているのかを詳しく見ていきましょう。

在宅ワークの普及と働き方の変化

リモートワークが広く浸透したことで、職住近接の価値観が見直されています。
オフィスに縛られない働き方は、通勤時間を削減し、家族との時間や趣味の充実につながっています。一方で、住まいに「仕事のしやすさ」を求める声が急増し、新築住宅においてもワークスペースや静かな環境づくりが重視されるようになりました。
これまでの家づくりでは想定されていなかった要素が、標準的な間取りに組み込まれつつあります。

交通網とインターネット環境の進化

高速道路網や新幹線、LCC航空の普及により、都市と地方を行き来することが容易になりました。また、光回線や5G通信といった高速インターネットの拡大は、どこに住んでも快適に仕事ができる基盤を整えています。
こうした社会インフラの発展により、都市中心部に限定されない暮らし方が現実味を帯び、二拠点生活の選択肢が広がっています。

リモートワーク対応住宅の間取りポイント

新築住宅でリモートワークを快適に行うためには、間取りの工夫が欠かせません。ただ机を置くだけではなく、防音やネット環境、家族との距離感を意識した設計が重要です。
以下では具体的なポイントを紹介します。

在宅ワーク専用スペースの確保

在宅勤務を長く続けるには、リビングの隅に机を置くだけでは十分ではありません。
半個室やカウンターコーナーとして設計することで集中力を保ちやすくなり、防音や照明、通風といった快適性も大切です。
さらに、コンセント位置やLAN配線の準備など細かな工夫が、後々の使いやすさに大きく影響します。

家族との距離感を調整する工夫

リモートワークでは家族との生活音や動線が気になることがあります。そのため、子育て中のご家庭ではリビング横の扉付きワークルーム、夫婦共働きの場合は2人分のスペースを用意するなど、状況に合わせた設計が有効です。
玄関近くに設ければ来客対応もしやすく、2階やロフトに配置すれば静かな環境を確保できます。
家族と程よい距離を取りながら、仕事と生活を両立できる空間づくりが重要です。

二拠点生活に向いた新築住宅の特徴

二拠点生活を前提にした新築住宅には、通常の家づくりとは異なる工夫が必要です。特に「維持しやすさ」「使い勝手の良さ」「将来の柔軟性」がカギになります。
ここでは代表的なスタイルを見ていきましょう。

小さな平屋のメリット

二拠点生活の拠点として平屋を選ぶ方が増えています。コンパクトな平屋は階段がなく移動がスムーズで、日常の掃除やメンテナンスも手軽です。
延床面積を抑えることで建築費や光熱費の負担も少なくなり、サブ拠点として維持しやすい点が大きな魅力です。さらにワンフロアで完結するため高齢期になっても安心して暮らせる設計が可能です。

離れ・セカンドリビングの活用

もうひとつ注目されるのが、母屋とは別に小さな離れやセカンドリビングを設けるスタイルです。趣味のアトリエやリモートオフィスとして利用でき、生活と仕事を切り分けやすくなります。また来客用の宿泊スペースや将来的な親世代との同居スペースとしても活用できるため、ライフステージに応じた柔軟な使い方が可能です。
これにより、二拠点生活でも快適さと多様な暮らし方を両立できます。

コストとランニングを考えた家づくり

二拠点生活やリモートワーク対応住宅では、建築費だけでなく、維持管理費やランニングコストも重要なポイントになります。
ここでは、長期的に安心して暮らすための工夫を紹介します。

光熱費・維持費を抑える設備選び

省エネ性能の高い断熱材や窓を採用することで冷暖房の使用を抑え、光熱費の削減につながります。
また、太陽光発電や高効率給湯器などを導入すれば、二拠点生活においても光熱費の負担を軽減できます。加えて、メンテナンスが少なく済む素材や設備を選ぶことは、長期的な維持費の削減にも有効です。

固定資産税や管理負担を意識した設計

建物の規模や設備によって固定資産税は変わります。延床面積を抑えた設計や、建物に一体化させず後付けできる設備を選ぶことで税負担を抑えることが可能です。また、二拠点生活では管理の手間も考慮する必要があります。
掃除や点検がしやすい間取りや、耐久性の高い外装材を採用することは、将来的な管理コストを減らす大切な工夫となります。

まとめ

二拠点生活やリモートワークに対応した住宅は、これからの暮らしに大きな可能性を与えてくれます。専用ワークスペースや小さな平屋、離れといった工夫を取り入れることで、働きやすさと快適な住まいの両立が可能になります。将来の働き方や家族の変化も視野に入れながら、新築計画を進めることが大切です。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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