シンプルで洗練された印象の「シンプルモダン住宅」。直線的なデザインやモノトーンを基調としたカラー、余白の美しさなど、現代的でスタイリッシュな住まいとして多くの方に選ばれています。しかし、見た目だけに注目して間取りや設備を決めてしまうと、いざ暮らし始めたときに「なんだか使いにくい」「思っていたのと違う」と感じてしまうことも。
今回は、シンプルモダン住宅にありがちな後悔ポイントと、その対策について分かりやすくご紹介いたします。デザインと快適性の両立を目指す方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
無駄をそぎ落としたスタイリッシュな佇まいが魅力の「シンプルモダン住宅」
一見シンプルに見えるデザインの中には、心地よく暮らすための工夫やバランス感覚が詰まっています。ここでは、シンプルモダン住宅の基本的な特徴や、その魅力について詳しくご紹介します。
シンプルモダン住宅とは、無駄を削ぎ落とし、直線的でシンプルなフォルムとカラーリングを活かしたデザインの住宅です。主に次のような特徴があります。
無駄を省いたシンプルな美しさが魅力で、時代を問わず飽きが来にくいスタイルといえるでしょう。
「シンプルだからこそ何もしなくていい」「とにかくスッキリ見せればいい」と考えてしまう方もいらっしゃいますが、実はその逆。生活感を抑えるためには、収納や素材選び、動線設計などにしっかりとした工夫が必要です。美しく保つためには、計算された“引き算の設計”が求められます。
シンプルモダン住宅は、その美しさゆえに、つい見た目ばかりを優先してしまいがちです。しかし、実際の生活では「おしゃれだけど不便」「暮らしてみたら気になるところが多かった」といった声も少なくありません。ここでは、ありがちな失敗例とそれぞれの対策を具体的にご紹介します。
シンプルモダンを目指すあまり、「物を置かない」ことにばかり意識が向き、収納スペースが不足するケースがあります。見せない収納を重視しすぎて、実用性が犠牲になってしまうことも。
対策:計画的な“隠す収納”と“使いやすさ”の両立を
パントリー、ファミリークローゼット、造作収納など、必要な場所に必要なだけの収納を確保することが重要です。普段よく使うものは出し入れしやすく、来客時には隠せるようにしておくことで、生活感を抑えながら実用性を確保できます。
無機質なカラーで統一した結果、「ホテルみたいだけど落ち着かない」「無機質すぎて寒々しい」と感じる方も少なくありません。
対策:素材や照明で“あたたかさ”をプラス
木目調の床材や造作棚、間接照明などを組み合わせることで、視覚的なぬくもりを加えることができます。モノトーンの中に、ほんの少しナチュラルな要素を取り入れることで、心地よさが生まれます。
見た目を優先して収納を減らしたり、家電や日用品の配置を考えずに間取りを決めたりすると、生活感が隠せなくなり、せっかくのシンプルモダンが台無しになってしまいます。
対策:家具や家電も“トーン”をそろえて計画的に配置
冷蔵庫や電子レンジなどの大型家電も含め、全体の配色やサイズ感を事前にイメージしておくと、暮らし始めた後も空間の統一感が損なわれません。造作収納で家電を隠す設計もおすすめです。
シンプルモダンにこだわるあまり、素材やデザインにお金をかけすぎてしまい、予算を大きくオーバーするケースもあります。
対策:優先順位を決めて予算配分を工夫する
外観・内装の美しさとともに、耐久性やメンテナンス性も考慮して取捨選択することが大切です。全体のバランスを見ながら、どこに費用をかけるべきかを明確にしましょう。
デザインにこだわったシンプルモダン住宅でも、実際に住んでみると「思っていたより暮らしにくい」と感じることがあります。見た目だけでなく、日々の使い勝手や心地よさも大切にしたいものです。この章では、シンプルモダンを“おしゃれ”で終わらせず、“快適”に暮らすための視点と工夫をご紹介します。
シンプルモダン住宅は、“何を足すか”よりも“何を残すか”が大切です。必要最低限のものに絞り、そこに使いやすさや快適性が感じられるような設計にすることで、デザインと暮らしやすさを両立できます。
「おしゃれ」や「流行」に流されすぎず、住まう方ご自身の暮らし方や家族構成を考慮した設計にすることが、後悔しないシンプルモダン住宅への第一歩です。ご家族様の動線や生活スタイルに寄り添うことで、見た目だけでなく実際の使い勝手にも満足できる住まいが実現しやすくなります。
シンプルモダン住宅は、美しく洗練されたデザインが魅力ですが、その美しさを維持し、快適に暮らすためには、事前の計画と工夫が欠かせません。
収納、素材、照明、家電の配置など、細部にまで目を向けて設計することで、「住みやすくておしゃれ」な理想の住まいに近づけるはずです。見た目だけでなく、実際の暮らしやすさを重視した家づくりを心がけてみてください。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。