住宅ローンを利用する場合、月々の支払いとボーナス払い併用の
2種類から考えることができます。
この支払い金額の設定は、借り入れ金額と金利によって計算されますが、
家づくりのスタート当初では、家の金額もまだ決まっていませんので、
借り入れ金額から計算することは、まだできない状態です。
なので、住宅会社と最初に行う資金計画では、
「月々、もしくはボーナスを併用して、支払いをいくらまでなら返済に充てられるか?」
を考えて、そこから借り入れ金額を計算することがほとんどです。
そこでご要望をお聞きし、理想のライフスタイルを実現するプランニングを開始します。
先ほどお伝えしました、
「月々、もしくはボーナスを併用して、支払いをいくらまでなら返済に充てられるか?」
について、住宅会社に来店される前に、どのように考えておくべきなのかを、
お伝えしたいと思います。
さて、住宅ローンの支払い金額の考え方ですが、
これは住宅会社の担当者の多くがお聞きすることですが、
「今のお家賃はおいくらでしょうか?」
お家賃をお聞きする理由は、住まいのための支出において、
現在のお家賃であれば問題なく支払いができているのであれば、
それを基準とし、考えていきましょう!ということです。
ですが、新築を考える際に、お土地を購入されたり、
建物の仕様をグレードアップされますと、
住宅ローンのお支払い金額は、お家賃の金額だけでは収まらなくなるケースが多いです。
今のお家賃からプラス3万円や4万円の支払いになってしまった場合、
「本当に大丈夫かな?」という漠然とした不安を抱きませんか?
住宅ローンは、最長で35年間の返済をしていきます。
(金融機関によっては40年、住宅金融支援機構のフラットでは50年が最長の住宅ローンもございます)
その35年間、滞りなく返済していけるだろうか?
その漠然としたご不安をしっかりと解決していきましょう。
まず、最近の傾向では、ボーナスを併用されて
住宅ローンの借り入れをされる方が減ってきています。
このボーナス併用とは、月々の支払いの金額を下げるために、
下げた分の融資金額をボーナス払いに移行することになります。
仮にボーナス分の支払い月を7月と1月に設定したとします。
その7月と1月の支払いは
月々分の支払いとボーナス分の支払いがダブルで返済することになります。
月々10万円+ボーナス15万円=25万円を支払うとなると結構大変ですよね?
それにボーナスとは、毎月の給与とは違い、
安定して受け取ることができるわけではありません。
ボーナスはお勤めの会社の業績によって、大きく左右されるものですから、
ローン返済に充てるには、あまりオススメすることができません。
なので基本的には、ボーナスは併用しないで返済を考えていくことをお勧めします。
(公務員や上場されている会社にお勤めの方は、併用も考えて良いケースもございます)
では、ボーナスを併用しない場合、月々の返済が12万円になってしまい、
今のお家賃と比較すると4万円ほど多くなってしまうとなりますと、
この4万円の支出となる住宅ローン返済を、
今の生活費から捻出しなくてはいけなくなります。
お家賃から1万円、もしくは2万円程度であれば、
安心して融資を受けられるというケースはありますが、
「4万円」ともなると、やはり覚悟を決める前にご不安になられると思います。
ではどうしたら良いかと言いますと、
現在の生活費と、家を建てた後の生活費の支出について、
見直しができる部分を見つけることが重要なポイントとなります。
その見直しのポイントは、
・光熱費(水道、ガス、電気)
・通信費(スマホ、Wi-Fi、テレビ、固定電話など)
・家電製品の省エネ化
・駐車場代(新築後は必要なくなります)
・生命保険の見直し
などなど
主に重要だとされるのは、上記5点ですが、
この中でも大きく支出を減らせるポイントは、
・通信費(スマホ、Wi-Fi、テレビ、固定電話など)
・生命保険の見直し
この2つになります。
まず、通信費ですが、以下のようなことを行うことで大きく費用を減らすことができます。
・スマホを格安SIM、もしくはLINEMO、ahamo、povoなどに切り替える
・Wi-Fiを切り替える、もしくはスマホのデアリングで対応する
・もし必要なければ、固定電話を解約する
この3つをご家族分見直す(スマホの場合)ことで、
約1万円ほどの支出を抑えることができます。
次に生命保険についてです。
住宅ローンを利用する場合、多くの金融機関では団体信用生命保険(略して団信)への
加入が必須条件となります。
団信については、以下のページで説明させて頂いております。
https://seisyo-co.com/住宅ローン/3272/
団信は、生命保険であるため、
現在加入中の生命保険と重複する箇所がある可能性があります。
もし重複箇所がある場合は、加入中の生命保険を見直すことで、
毎月の保険料を減らすことができます。
団信の保険料は金融機関が負担することが一般的で、
保険料相当額は住宅ローンの金利に含まれています。
また、特約を付加する場合は
年0~0.3%程度の金利が住宅ローンに上乗せされることが多いです。
3大疾病や9大疾病、要介護状態なども保障対象とする特約を付ける場合は、
金利が上乗せされ、住宅ローンの返済額とともに支払います。
仮にお借り入れ金額3000万円、35年返済ですと、
0.3%上乗せで約3000円ほどになります。
現在、9大疾病や要介護保障などの生命保険に加入されている場合、
ご年齢にもよりますが、生命保険の支払いはかなり大きな金額になられていると思います。
その団信との重複された部分を見直すことにより、
数千円、もしくは一万円以上の支出を減らすこともできるのです。
いかがでしょうか?
上記に記載した方法以外にも、それ以上に支出を減額し、
「新築後の方が、生活費が楽になる」というような対象になられる方もおられます。
費用面だけではございませんが、
ご家族が笑顔で暮らし続けられる理想のライフスタイルを実現するためには、
住まいだけではなく、生活面にも見直す必要がある場合もございます。
盛匠では、家づくりのスタートで
「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。
お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、
ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。
ただし、それらを実現するためには、住宅ローンを受けられることが必須条件です。
住宅ローンでご不安な方は、お一人で悩まずに、
まずは盛匠にご相談ください。
いつでもご相談をお待ちしております。
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これから家づくりをお考えの方がお見えになられましたら、是非、ご登録ください。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。