住宅ローンによる毎月の返済金額を決める考え方 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2023/4/4

住宅ローンによる毎月の返済金額を決める考え方

住宅ローンによる毎月の返済金額について、どのように決めておられますでしょうか?よく「現在の家賃+3万円」と言われます。実はこれでは不十分であり、もう少し正確に適正な金額を算出する必要があります。今回はその計算をするための概要を説明させて頂きます。

世帯ごとに違う収入

現在お住まいの家賃+3万円という考え方は悪くはないと思いますが、一番重要な収入が世帯ごとに違うという点が盛り込まれていないことに疑問を持ちましょう。住宅ローンの審査では収入によって融資金額も大きく変わってきます。ですが例えば集合住宅(アパートやマンション)にお住まいの場合、全ての世帯が同じ収入という訳ではありません。大きく違い場合もあれば多少の差異によるものもあり、そして収入源が世帯主様のみなのか、パートナー様との合算によるものなのかにもよって違います。それを一挙に「現在お住まいの家賃+3万円」にしてしまうのは、30年以上返済していく住宅ローンには危険を伴います。

収入を予測しましょう

まず、今の収入は世帯主様のみなのかパートナー様との合算によるものなのかの2択の考え方があります。

①世帯主様のみの場合

世帯主様のみであれば、家が完成した後、
・パートナー様は働きに出て収入を得る予定があるのか?
・そのタイミングはいつか?
・おいくらくらい(時給と働く時間)収入を得る予定なのか?
・それはいつまでなのか?
さらに世帯主様の収入は先輩社員や上司を見て、どの程度増加していくのかを予測し、家を建てた後の収入計画を立てることが大切です。

②パートナー様との合算による世帯収入で考えた場合

ではパートナー様との合算による世帯収入で考えた場合はと言いますと、まずは世帯主様の収入のみで返済計画を立ててみてください。その場合、ご自身、ご家族様の考える理想のライフスタイルが実現できる家を購入することは可能なのかを見ます。支出とのバランスを見て返済金額を考えていきますが、もし理想のライフスタイルの実現が難しいと判断した場合は、パートナー様の収入に着目しましょう。もしものことを考え、パートナー様の収入を充にしすぎるのは危険です。なのでパートナー様の収入の何割程度を返済計画に入れているのかを明確にしておき、もしもの場合は、
・どのようにしてその部分を捻出するのかを考えておくこと
・実現可能かどうかを見据えておく
・実現する方法を決めておく
上記の対策を持って、パートナー様の収入を返済計画に入れましょう。

毎月変動する支出を見直す

毎月の支出を見直しておくことはとても大切です。一番良い方法は一ヶ月分のレシートを捨てずに整理することです。これを3ヶ月分行いますとお金の動きが見えてきます。言わば家計簿をつけるということですね。それによって使途不明金が限りなく無くなってきて、返済に使用できるお金が視覚的に理解できるので、思っていたよりも返済金額に充てることができることが多くあります。

毎月固定の支出を見直す

毎月金額が変わらず必要になるお金の項目は、以下のような項目あります。
・携帯代
・Wi-Fi+テレビ(必要であれば固定電話)
・生命保険
・損害保険
・車ローン(リース)
・教育費用(学校費、園費、習い事など)
・ウォーターサーバーやNHK受信料など
上記の項目を見て、金額を下げられる項目を探します。例えば携帯代ですが、docomoやau、softbankのような3キャリアを使用されている場合、ahamoやpovo、LINEMOに契約変更をされたり、楽天モバイルやUQモバイル、もしくはその他格安SIMにすることで大幅に下げることができます。現在3キャリアではない場合でもデータ容量などを見直すことでも下げられるようになります。Wi-Fiやウォーターサーバーも同じように考えても良いですね。

生命保険は必ず見直してください

住宅金融支援機構以外の金融機関で住宅ローン融資を受ける場合、条件として団体信用生命保険に加入する必要があります。これは融資を受けた方にもしものことがあった場合、代わりに返済をしてくれる生命保険です。特約で7大疾病や8大疾病をつけることができ、他にも保険会社ごとに様々な証券があります。ここで注目したいことは「現在加入中の生命保険と重複しているところ」を見つけましょう。団体信用生命保険は加入必須であるため外すことはできませんが、現在加入中の生命保険はプランを変更することができます。それにより1万円ほど保険料が下がったという方もお見えになりますので、一度見直す計画を立ててから返済金額を立ててみましょう。

積み重ねが大きな金額になる

支出を見直していきますと、数十円、数百円の変化が見えてきます。「その程度?」と思われる方もいるかもしれませんが、その小さな金額が理想のライフスタイルを実現させるために必要な捻出金額になるのです。例えば35年返済、金利0.7%で住宅ローンの融資を受けた場合ご年収にもよりますが返済金額1,000円で370,000円の融資金額になります。見直しにより数十円、数百円を積み重ねていき一万円を捻出できたとしますと建物に使用できる上乗せ金額は3,720,000円になります。家を建てた後の家族の笑顔をについて話し合いながら、一度収入と支出についてご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか?

どんなライフスタイルをお考えですか?

SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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