家を建てるベストなタイミングはいつなのか?と考えられている方は多くいらっしゃるかと思います。結論から言えば、ベストなタイミングは「ご家庭の状況によって変わる」というのが答えになるかと思いますが、しかし、今だからこそ考えられるメリットはあります。今回の記事では、家を建てるべきタイミングを住宅ローンから読み解いてみることについてお伝えします。
住宅ローンの金利の歴史を見てみましょう。日本の住宅ローンは100年以上の歴史があります。時は遡り日清戦争が終わり、経済が活況してきた時期です。私たちにも新築への意識が高まってきた時期でした。しかし、新築を手にすることができる人は、金融機関による「住宅ローン」などの制度がない中では、土地と建物を現金で購入できる方、もしくは個人金融業者から借りて費用を捻出する方に限定されていました(現在と同じように家族間の支援によって建築された方もいらっしゃるようです)。
それが、一般住宅を購入する弊害となっていました。そんな時、とある財閥の創設者によって、一般住宅購入のための1896年(明治29年)に東京建物を設立しました。1897年(明治30年)に掲載された東京日日新聞の紙面広告によると、返済期間は5年以上15年以内と定められており、これが日本の住宅ローンの原型と言われているそうです。
2024年現在、住宅ローンの金利は0.3%(変動金利)を下回っています。これはネット銀行による金利ですが、一般の金融機関であっても0.5%を下回る金利は多く存在します。
しかし、金利の動向を見ていると、1984年前後の金利は、約8%前後を位置しています。それから1987年頃までに5%前後へ向かって下がっていきますが、そこからまた1990年に向けて8%を超えるところまで上がっていきます。そこが住宅ローン金利のピークになります。
バブルが崩壊し、経済が不況になるにつれて金利は下がっていき、1995年頃まで金利は下がり続け約2%のところまで下降を続けます。
1995年頃から始まる金利2%は、金利優遇を反映させていない金利(店頭金利)のことを指しますので、店頭金利で言えば現在でも2%前後を位置しています。そこから自己資金比率や口座開設、給与の振込口座指定、クレジットカードの申し込みなどの条件から金利優遇が認められ、0.3%〜0.5%の金利で金融機関と契約できることになります。
この金利優遇は、1990年後半から始まり、当時は大きくても1%程度の優遇措置が認められていました。そこから現在に向けて、優遇割合が徐々に上がっていき直近では2%ほどの優遇措置があり0.3%〜0.5%の金利で住宅ローンを契約できるようになっているということになります。
このように見ていくと現在の住宅ローンの金利は、住宅ローン史上過去最低の金利であることがご理解頂けると思います。そして現在の金利は、住宅ローンを運営する金融機関自体を運営するために最低限必要な金利であることが伺えます。ということは、これ以上金利が下がることはないことと、今後は上がる可能性を秘めているということになります。
住宅ローンの歴史や金利の動向を見ていくと、現金で家を購入する予定であるお客様以外のお客様(住宅ローンを利用される予定の方)が購入される良いタイミングは、金利が過去最低でこれ以上下がる傾向がなく、今後金利が高くなっていくと予測できる「今」であると言えます。
今回の記事は「住宅ローンから読み解いた建てるべきタイミング」ではありますが、家づくりにおいてお金のことは重要な項目であると思います。逆に言えば現在は経済が安定せず、先が見えない状況でもあります。
しかし、お子様への教育や与えることができる生活環境は何者にも変え難い、お子様の成長を促すことができるものでもあります。理想のライフスタイルとご家庭ごとに経済状況を縁取り、ベストなタイミングを一緒に考えてみませんか?
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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