住宅ローンの返済期間を決める考え方 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2024/5/21

住宅ローンの返済期間を決める考え方

住宅ローンの返済期間は最長で50年まで選択することができます。これは金融機関から融資を受ける最長の返済期間であると言えます。しかし、この返済期間によって毎月の返済額や今後のライフスタイルが大きく変わってきます。そこで今回の記事では、住宅ローンの返済期間を決める考え方についてお伝えします。

住宅ローンの申し込み年齢

住宅ローンの返済期間は最長50年になりますが、申し込みをすることができる年齢や住宅ローンを完済する年齢(完済時年齢)には規定があります。申し込みをすることができる年齢は20歳以上、完済時年齢は80〜85歳が多くの金融機関の規定になります。ということは、仮に50年の返済期間を選択する場合、申し込める最高年齢は35歳になります(仮に申し込みから融資実行までに誕生日を迎える場合は34歳までになります)。

住宅ローンの返済額

住宅ローンの返済額は、融資額と返済年数、金利によって算出されます。
仮に金利が1%で4,000万円の融資を受ける場合、

返済年数20年:183,957円/月
返済年数35年:112,914円/月
返済年数50年:84,743円/月

このような返済金額の違いが出ます。20年と35年では約70,000円、35年と50年では約30,000円違います。

現在の状況を把握することが大切

返済期間を決める場合、現在のご家庭の状況を把握することが大切です。まず一番重要になってくることはお子様の年齢です。
なぜお子様の年齢が重要になってくるのかと言いますと、お子様がまだ小学生、もしくは未就学児である場合、その後、20年の間に大きく支出を必要とするタイミングがあるからです。
・小学校、中学校入学
・習い事、塾
・高校入学
・大学入学
このように入学のタイミングや習い事・塾等には大きな費用が必要になります。これらを教育費用と呼びますが、入学のタイミングには体操服や制服、文房具屋教材購入費、学校で必要な備品の購入など、お子様が成長するにつれて常に数千円〜数万円単位のお金が必要になります。塾の場合、毎月の月謝だけではなく夏期講習や受験対策講習等を受けることで、5万円、10万円単位の受講料が必要になります。
大学では私立文系に入学した場合、入学費用を合わせた4年間の費用は4,500,000円前後必要になり、一人暮らしの費用、もしくは電車の定期代など毎月大きな支出が必要になります。
上記のような将来の支出を含めた現在の状況を把握し、いつ家を建て、返済期間を何年に設定することが良いのかを考える必要があります。

10年後のメンテナンス

新築を建てると選択する外装の仕様にもよりますが、完成した後10年前後でメンテナンスが必要になります(シロアリの防蟻処理とベランダの防水施工は5年ごとになります)。その金額は外壁、屋根、ベランダ、シロアリ全てを合わせると2階建ての場合、150万円を超えることは珍しくありません(建物の大きさにもよります)。
住宅ローンの返済をしながらお子様への教育費用を捻出し、さらにメンテナンス費用を捻出するのは並大抵のことではありません。そのため、10年後を見据えた計画をすることが大切です。

お子様の年齢に合わせた計画

例えばお子様が12歳の時に新築を建築したとします。その場合、大きく支出が必要になるタイミングは、中学・高校・大学入学のタイミングと5年後、10年後のメンテナンス時期です。しかし、10年後に焦点を合わせるとお子様は22歳で大学卒業の年です。ということは今後大きな支出は車の購入費以外にほとんどありません。今まで教育費用のための積み立てていたことを考えるとメンテナンス費用を積み立てることは可能であると考えられます。この場合、返済期間は一般的な30年〜35年を選択し、以前お住まいになられていた賃貸の家賃よりも少し高くなる程度を設定すると良いでしょう。
しかし、お子様が5歳の時に新築を建築したとすると、10年後はまだ15歳、これから大学費用を積み立てていく必要があります。そのため、メンテナンス費用にまで捻出することができない可能性があります。その場合、申し込みをされる方のご年齢にもよりますが、最大の50年を選択することで、家賃程度の支払いで新築を購入することができます。余裕を持って返済しながら学費やメンテナンス費用を積み立てていくことができます。
このようにお子様の年齢に合わせて計画を立てるとイメージがしやすのではないでしょうか?

借り換えという考え方

お子様の年齢に合わせた計画を立てながらも、メンテナンスが必要な10年後に住宅ローンを借り換えるという考え方もあります。これには金利等の条件も考慮しながら考える必要がありますが、例えばメンテナンス費用が150万円であるとします。このタイミングで現在の住宅ローンの残債とメンテナンス費用を合わせて住宅ローンを借り換えることで、金利が同じの場合、多少返済額は高くなる可能性はありますが、10年後のメンテナンスをクリアすることができます。
その場合、さらに10年後(新築から20年後)にまたメンテナンス費用を積み立てる費用はありますが、お子様は大学を卒業され、今後大きな支出はないため、余裕を持って10年かけて積み立てることができます。

大切なことは計画です。その時が来た時に困ることのないように計画を立てていきましょう。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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