住宅ローンの融資を利用する上で自己資金の重要性 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2024/8/6

住宅ローンの融資を利用する上で自己資金の重要性

新築を購入するために、その建築資金を捻出する方法として住宅ローンという選択肢があります。この住宅ローンは、融資を受けた金額(元金)と金融機関の設定した金利を合わせた金額を返済していくことになります。この金利は申し込みをされる方の状況によって優遇措置が設けられており、金利は低ければ低いほど返済金額を低くすることができます。そこで今回の記事では、住宅ローンと自己資金との関係性を表した、住宅ローンの融資を利用する上で自己資金の重要性についてお伝えします。

自己資金とは?

自己資金とは、建築資金に利用する現金のことです。よく【頭金】という言い方をすることもあります。新築を購入する場合、多くの方は、自己資金+住宅ローン=建築資金という形態で予算を組みます。

自己資金は必要なのか?

よく「頭金0円でも家を購入できます」というような看板やチラシなどの広告を目にしたことはありますでしょうか?一昔前までは、住宅ローンにおいて融資を利用するためには、諸費用分の自己資金を用意することは勿論のこと、建築資金(新築代金や土地購入費)の20%以上の自己資金を準備できる方のみに利用するという融資条件が設定されていました。しかし、現在では、建築資金の100%融資が可能であり、諸費用についても融資が可能となっております。ということは、自己資金は0円でも問題ないのでしょうか?

低金利の時代

現在、金利が低いことはご存知でしょうか?今の金利は戦後から見ても過去最安値の金利を更新しています。しかし、2024年現在、17年ぶりに住宅ローンの金利が上がるというニュースが報道されています。ということは、これから金利が上昇していく可能性があるということです。

金利について詳しく記載している記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。
https://seisyo-co.com/category/topics/lone/
(住宅ローンの記事が多く掲載されております)

自己資金を持つメリット

では、住宅ローンを利用する上で自己資金のメリットについてお伝えします。これは金融機関によっても様々ですが、住宅ローンの申し込みをされた方の中で、自己資金比率(建築資金と自己資金との割合)の高い方には、金利を低く設定する「金利優遇」が適用される場合があります。
例えば、自己資金が0円の場合、金融機関が提案してきた項目をクリアし、それらから金利優遇を受けることができたとして、金利が1%になったとします。ここで仮に自己資金を建築資金の10%(4000万円の建築資金の場合、400万円)を準備できるとすると、1%からさらに0.2%の金利を低く設定することもあります。建築資金の20%の自己資金がある場合は、さらに0.1%(合計0.3%)優遇されることがあります。
0.3%の金利優遇だとしても、35年間の返済期間で融資金額が4000万円だとしますと、金利だけの総支払額は2,141,535円になります。200万円以上の金利を払い続けることになるか、そうでないか?という選択であれば、自己資金を利用して金利を下げることはメリットと言えるでしょう。

自己資金を利用することによるデメリット

自己資金を利用することによるデメリットがあります。自己資金はいわゆる現金のことです。仮に金利が0.3%優遇されるために建築費用の20%を自己資金で支払うことにしたとします。35年間の返済で4000万円の融資を受けるのであれば、確かに200万円以上のメリットが生まれますが、建築には忘れてはいけない以下のような項目があります。

・外構工事の費用
・家具家電の購入費用
・引越し費用
・近隣挨拶用の費用
・入居後の蓄え
・その他

上記のように建築資金のみではなく、他の必要資金にも目を向ける必要があります。特に外構工事については、建築資金に入れずに「その他の費用」という箇所に入れる住宅会社もあるので、特に注意して見積もりを確認するようにしましょう。
このように、自己資金を利用することは間違いではありませんが、後々のこと、その他の費用のことなどをしっかり把握して、それらとの兼ね合いを考えた上で自己資金を利用する金額を設定することをお勧めします。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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