2025年6月最新版|住宅を建てる方のための住宅ローン金利動向と選び方のポイント | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/7/4

2025年6月最新版|住宅を建てる方のための住宅ローン金利動向と選び方のポイント

これから住宅を建てようと考えている方にとって、住宅ローンの金利動向は非常に重要な判断材料となります。2025年6月現在、金利の動きにはどのような傾向があり、どのような選択をすべきなのでしょうか。本記事では、最新の金利情報をもとに、安心して住宅ローンを組むための考え方やポイントをわかりやすく解説していきます。

変動金利は「据え置き」が主流

2025年6月時点では、多くの金融機関で変動金利が据え置かれています。都市銀行を中心に、最優遇金利は年0.3〜0.5%台で安定しており、「今すぐ借りる」という判断をする方にとっては、比較的安心して選べる状況といえます。

ただし、今後の金融政策次第では変動金利が上昇する可能性もあるため、低金利のうちに借りておいて繰上返済でリスクを抑えるという戦略も検討されはじめています。

固定金利はじわりと低下傾向

一方、固定金利(特に10年固定型)については、6月に入って一部の金融機関で引き下げが見られました。これは、長期金利の変動や住宅ローン市場における競争の影響によるものと考えられます。

特に大手メガバンクやネット銀行などでは、10年固定で年0.8〜1.0%台の金利が登場しており、一定期間は金利を固定しておきたい方にとって選びやすい状況です。

35年固定のような全期間固定型についても、フラット35を中心に月次での金利調整が続いており、資金計画を安定させたい方にとっては引き続き注目すべき選択肢です。

フラット35は1.89%で推移

住宅金融支援機構が提供するフラット35は、6月の金利が年1.89%(融資比率9割以下・21年以上の場合)と発表されています。金利水準としては前月比で若干の上昇が見られたものの、大きな変動ではなく安定しています。

ただし、借入比率や返済期間によって金利は1.50〜3.62%の間で変動します。自己資金の割合や返済年数をもとに、フラット35のシミュレーションを行いながら慎重に比較することが大切です。

また、フラット35は団信(団体信用生命保険)への加入が任意である点も、他のローン商品との大きな違いとなっています。その分、保険の自由度は高まりますが、保障を別途準備する必要があることにも留意が必要です。

今は家を建てる“買い時”なのか?

金利が比較的落ち着いている2025年6月は、住宅ローンの借り入れタイミングとして一つの「狙い目」とも言える状況です。特に、変動金利や10年固定型が低水準で推移している今、予算とのバランスをとりやすい時期といえるでしょう。

一方で、資材費や建築コストは依然として高止まり傾向にあります。金利の安さに惹かれて急ぎすぎると、土地や建築本体価格とのバランスを崩すこともあるため、全体の資金計画を丁寧に見直すことが大切です。

今は“焦って建てるべきタイミング”というよりも、「先を見据えて準備を整えたうえで動き出せる」環境が整っている時期といえるでしょう。

「金利が上がる前に建てるべき?」という迷いにどう向き合うか

住宅ローンを検討する際、多くの方が抱えるのが「金利が上がる前に借りた方が得なのでは?」という疑問です。確かに将来的に日銀の金融政策が変化すれば、変動金利の上昇リスクはあります。

しかし、それだけで決断するのは早計です。大切なのは、次の2点です。

①将来的な収入や支出の見通しに無理がないか

②金利が多少変動しても返済を続けられる余裕があるか

たとえ今が低金利であっても、建築費が予算を超えてしまっては元も子もありません。また、仮に金利が上昇しても、ライフプランに沿って安心して返済できる計画であれば「待つ選択」もあり得ます。

「今建てるべきか迷う」という気持ちは自然なもの。ですが、金利だけにとらわれず、全体の予算・将来設計・暮らしの優先順位を大切にしながら進めていくことが、後悔しない住まいづくりへの第一歩となります。

金利タイプの選び方と考え方

どの金利タイプが良いかは、ご家庭の資金状況やライフスタイルによって異なります。以下のような考え方を参考にしてみてください。

・「今後も低金利が続く」と見ている方や、繰上返済の余力がある方:変動金利

・教育費がかかる時期など、一定期間の支出を安定させたい方:固定期間選択型(10年固定など)

・老後までの支出計画を見据えて、ずっと金利を固定しておきたい方:フラット35(全期間固定)

いずれのタイプを選ぶ場合でも、返済額のシミュレーションをしっかり行い、将来的な収支バランスを確認することが欠かせません。

まとめ

2025年6月現在、住宅ローンの金利は全体的に落ち着いた動きを見せており、特に変動金利は据え置き、固定金利はやや低下、フラット35は1.89%と比較的安定しています。

住宅を建てようと考えている方にとっては、今後のライフプランや収入の見通しをふまえて、金利タイプをしっかりと選び、必要に応じて専門家のアドバイスも取り入れながら進めることが大切です。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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