【変動 VS 固定】2025年最新の金利トレンドと住宅ローンの選び方 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2025/9/2

【変動 VS 固定】2025年最新の金利トレンドと住宅ローンの選び方

住宅を建てる、あるいは購入するときに必ず直面するのが「住宅ローンの金利タイプをどう選ぶか」という問題です。
多くの方が迷うのは「変動金利」と「固定金利」。どちらも一長一短があり、家庭の状況や価値観によって最適な答えは異なります。
2025年現在、日銀の金融政策や世界的な金利動向の影響により、変動金利は低水準を維持している一方、固定金利は上昇傾向にあります。つまり、どちらも選びやすくなっている一方で、「どちらが本当に自分に合っているのか」を判断するのは難しくなっているのです。
この記事では最新の金利トレンドを踏まえ、変動と固定の特徴を整理しながら、それぞれがどんな家庭に向いているのかを具体的に解説します。「安心を買うか、コストを抑えるか」という明快な視点で読み進めていただければ、ローン選びに迷っている方の判断基準がきっと見えてくるはずです。

2025年の住宅ローン金利トレンド

2025年の住宅ローン金利は、ここ数年続いてきた低金利政策の影響を色濃く受けています。
大手銀行の変動金利は依然として0.59〜0.88%程度の低水準で推移しており、家計の月々の負担を抑えたい方にとっては非常に魅力的な状況です。一方で、10年固定や全期間固定といったタイプの金利は2024年と比較して上昇傾向にあります。
特にフラット35は、2025年8月時点で最頻1.87%と前月比+0.03%の小幅上昇となっており、長期的な安心を求める方に選ばれやすい状況です。こうした動きを見ると、変動も固定も「今は選びやすい」状態といえますが、それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

変動金利の特徴と向いている家庭

変動金利については、その仕組みや利点・欠点を理解することで、自分たちのライフスタイルに合うかどうかを判断しやすくなります。
ここでは、まずメリットとデメリットを整理し、そのうえでどのようなご家庭に適しているのかを具体的に見ていきましょう。

変動金利のメリット

変動金利の最大の魅力は、やはり低金利にあります。
店頭表示は約2.875%ですが、多くのご家庭は優遇の適用により実際の適用金利が0.6%前後(0.59〜0.88%程度)まで下がるケースが一般的で、固定金利よりも大幅に低い水準です。そのため、月々の返済額を抑えやすく、家計に余裕を持たせることができます。
また、抑えた分の資金を教育費や老後資金、投資に回すことも可能です。さらに、余裕があるときに繰上げ返済を行えば、総返済額を大きく減らせるのもメリットです。

変動金利のデメリット

一方で変動金利には「先が読めない」という不安が常につきまといます。半年ごとに金利が見直される仕組みのため、将来的に金利が上がれば月々の返済額も増えてしまいます。
金利が1%上がるだけでも、数千円から数万円単位で支出が増える可能性があるため、借入額が大きい家庭にはリスクとなります。また、ライフプランを長期的に立てにくい点もデメリットです。

変動金利が向いている家庭の条件

変動金利を選んでも安心できるのは、収入に余裕があり、将来の金利上昇に備えられる家庭です。例えば共働きで安定した収入が見込めるご家庭や、生活防衛資金を十分に確保できる人。また、繰上げ返済を計画的に実行できる方には適しています。
「多少のリスクはあっても、返済を抑えながら他の資金に回したい」という考え方の方におすすめといえます。

固定金利の特徴と向いている家庭

固定金利についても、その仕組みを理解することで安心面の強さやコスト面の違いが見えてきます。
ここからは、メリットとデメリットを整理しながら、どのようなご家庭に適しているのかを詳しく見ていきましょう。

固定金利のメリット

固定金利の最大の魅力は「安心」です。契約時に決めた金利が完済まで変わらないため、返済額が一定でライフプランを立てやすくなります。教育費や老後資金といった大きな支出があるご家庭でも、ローン返済の額が変わらないことは大きな安心につながります。
また、もし将来金利が上昇した場合でも影響を受けないため、長期的なリスクを回避できるという点でも魅力です。

固定金利のデメリット

デメリットは、変動金利に比べて金利水準が高いことです。
例えば変動が0.6%前後で借りられる一方、固定では1.9%〜2.1%程度になるケースもあり、月々の返済額はどうしても高めになります。そのため、総返済額も変動金利に比べて大きくなる可能性があります。
また、借換えを検討する際には手数料や諸費用が発生する点も注意が必要です。

固定金利が向いている家庭の条件

固定金利は、将来の不安を避けたい家庭におすすめです。特に子育て世帯のように毎月の支出が多い家庭や、今後の収入が大きく増減しない見込みのある人に向いています。
「多少返済額が高くても、長期的に安心したい」という方には最適です。また、定年までの収入見込みが安定している方にもおすすめできます。

変動 VS 固定、どちらを選ぶ?

結論からいえば、「安心を買うなら固定」「コストを抑えるなら変動」という構図が基本です。ただし大切なのは、どちらが絶対に良いというわけではなく、自分の家庭の収入状況や将来の計画に合っているかどうかです。
例えば、借入額が大きく収入も安定しているご家庭なら変動でメリットを享受できますし、子育てや将来の教育費などで支出が増える家庭は固定で安心を取る方が賢明です。さらに「ミックスローン」という選択肢もあります。これは借入金額の一部を変動、残りを固定にする方法で、リスク分散が可能です。
金利上昇時のリスクを抑えながら、低金利の恩恵も受けられる点で注目されています。

まとめ

2025年の住宅ローン市場では、変動も固定も「選びやすい」状況にあります。変動はコスト面で大きなメリットがあり、固定は安心面で揺るぎない強みがあります。
重要なのは「借りられる金額」ではなく「返せる金額」で判断することです。無理のない範囲でライフプランを描き、安心して返済を続けられる選択をしましょう。
今回ご紹介した比較を参考にしていただき、ご家庭に合った住宅ローンの選び方を検討してみてください。それが長期的に見て快適な暮らしと安心の両立につながります。

どのようなライフスタイルをお考えですか?

SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://seisyo-co.com/contact2/

LINE公式アカウント

SEISYOの公式LINEアカウントでは、家づくりの知識やイベント情報をいち早くお伝えしております。これから家づくりをお考えの方がお見えになられましたら、是非、ご登録ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://lin.ee/ehujE0m

著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

見学会に参加
OPEN HOUSE

SEISYOの家を
見に来てください。

資料請求・お問い合わせ
CONTACT

家づくりのこと
お問い合わせください。