家を建てるタイミングというタイトルですので、カテゴリは家づくりと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は住宅ローンを絡めたタイミングについてお伝え致しますので、住宅ローンのカテゴリとさせて頂いております。
住宅ローンの比重を低く考えれば、カテゴリは家づくりになるかと思います。その場合の結論から言いますと、「人それぞれ、ご家族様それぞれ」が答えとなります。ですが、住宅ローンの比重を高く位置して考えた時、人それぞれではなく、一般的にいつが絶好のタイミングだという答えが出てくるのです。
仮に外壁材に一般的な10年保証のサイディング材を使用して2階建てを建てられた場合、10年〜15年後には約100万円の塗装メンテナンス費用が発生します。他にも床下ではシロアリの防蟻処理、ベランダは防水塗装が必要になります。そしてそれだけではなく、家には家電製品を使用しているため、給湯器（電気温水器）、コンロ、洗濯機などは交換時期になります。キッチンやお風呂、洗面、トイレなどの水まわり設備も15年〜20年ほどでリフォームされる方が多くいらっしゃいます。これら全てが同時期に買い替えが発生するとは言いませんが、全て合わせると20年間で300万円〜500万円ほどの費用を捻出する必要があります。まずはここを理解しましょう。
住宅ローンは最長で35年（フラットの場合50年）の返済期間が認められています。そのため、40歳以降で住宅ローンを組んだ場合、35年で計算しますと75歳の完済になります。仮に25年で65歳完済としたとすると毎月の返済額が高くなってしまうため、ある程度の自己資金（頭金）を用意しておく必要があると思います。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、住宅ローンの借り入れのベストタイミングは25歳であると考えます。これにはご結婚していて、お子様がいらっしゃる前提の話になります。住宅ローンを35年返済で融資を実行し、完済は定年の60歳。毎月の支払いを最大限少なくすることができ、お子様の成長期に子育てに力を入れることができます。単純計算ですが、家を建てるタイミングは早いほど後々のリスクを減らすことができると思いませんか？
当然、上記に記載しましたようなメンテナンスは必要になります。ですが、お子様の成長に合わせてメンテナンス費用の積み立て計画を立てられますし、奥様が働きに出るタイミングも急ぐことなく夫婦で話しながら決めることもできます。パートタイム、フルタイムどちらが今に最適か？など、収入に応じた働き方を計画したり、資金の積み立て期間を長く取って計画することができるため、20代後半に新築を計画することは人生計画をするにあたり良いタイミングではないでしょうか？
20年後であれば、お子様も二十歳を過ぎ、養育費にあまりお金が掛からなくなってくる頃です。ですが、10年〜15年後は高校・大学への進学で大きな資金が動く時期。そんなタイミングで家のメンテナンスにお金はかけられなくならないだろうか？とお考えになられる方もいらっしゃるかと思います。そのような時は「借り換え」を検討しましょう。現在、60歳完済で住宅ローンを組まれています。であれば他の金融機関でメンテナンス費用を含めて借り換えて、支払い年数を伸ばすことも良い計画だと思います。そうすることで月々の支払い金額は同程度に抑え、メンテナンスも行うことができます。
お子様の教育方針はご家族様ごとにあると思いますが、できればお子様がやりたいことをやらせてあげられる環境は整えてあげたいですよね？10年〜15年後に借り換えをして、支払い年数を伸ばしましたが、新築を建てて20年後以降を視野に入れると、お子様は大学を卒業して社会人として立派な大人の仲間入りをしています。少し寂しい気持ちにはなりますが、その分養育費がほぼ必要なくなります。ということは、これ以降は基本的に支出よりも収入の方が多い月が増えてくることになります。ここからが繰越返済のタイミングです。借り換えて65歳完済になっている現状を60歳完済にするのか？55歳完済にするのか？計画を見直し、積み立てする金額決めて、完済時期を設定できるようになります。
このように建てた後の計画を行うことで、住宅ローンを組んで家を購入することへの不安は十分に取り除くことができるのではないかと考えております。ここにはご夫婦での話し合いをすることが最も重要であると考えます。そしてあなたの立場に立って一緒に考え、支えてくれる、ライフスタイルを実現してくれる住宅会社と担当者を見つけることこそが家づくり成功への道ではないでしょうか？
SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか？」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
