住宅ローンの毎月の返済額の決め方と繰上返済の考え方 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2023/9/5

住宅ローンの毎月の返済額の決め方と繰上返済の考え方

 

住宅ローンは最長で35年(フラットは50年)という長期間の返済が伴う建築費用を捻出する方法の一つです。住宅ローンの融資額を決める方法として、毎月の返済額と返済期間、金利によっておおよその融資額を割り出すことができます。今回の記事では、住宅ローンの毎月の返済額の決め方と繰上返済の考え方についてお伝えしていきます。

支出を把握すること

住宅ローンの毎月の返済額の決める前に、毎月の支出を把握することが大切です。多くの方は現在お住まいの家賃をベースに住宅ローンの支払いを考える方がいらっしゃいます。それも良い方法ではあるかと思いますが、新築と賃貸では、「支払いを続けていくと、将来自分の家になる」という点に違いがあります。そのため、いつまでに返済を終えたいのか?という点が重要なポイントになります。

できるだけ返済金額を低く設定すること

35年という返済金額を設定してしまうと、35歳の方であれば70歳で住宅ローンを完済することになります。70歳になった時を想像しますと、その頃にはお仕事をしていないから返済ができるのかな?と不安になりませんか?しかし、住宅ローンは、できるだけ長い期間で借入をして、毎月の支払い金額を低めに設定することが望ましいと考えます。その理由は、「住宅ローンの支払いが負担になりすぎないようにした方が良いから」です。
住宅ローンの毎月の返済によって、収入と支出(生活費)の割合が大きくなりすぎて負担が大きくなりすぎてしまうと、ご家族のことでお金が必要な時に選択肢が大きく減ってしまうことに成り兼ねないからです。そして、仮にパートナーの収入をあてにして住宅ローンを組んでしまいますと、パートナーの収入なしでは、生活を保つことができなくなってしまい、「お仕事を辞める」「仕事の時間を減らす」などのお身体や時間の軽減措置の選択が無くなり、どちらかといえば「仕事量を増やす」という選択しかなくなってしまうのです。これでは、折角の「家族の笑顔あふれる生活のために建てた家」という目的と違ってきてしまうことになります。

支出を見直して、支出を減らす方法

それでも70歳完済のことを考えると不安が残りますよね。ここで考えることは「繰上返済」です。繰上返済とは毎月の返済以外に、住宅ローンの元金を先に返済するという考え方です。繰上返済できる金額は金融機関によって大きく違いがあります。1円から可能な金融機関もあれば100万円からという金融機関もあります(金融機関を選択する際にしっかり確認をしましょう)。
では、どのようにして繰上返済をするのかと言いますと、住宅ローンの融資を受ける前に支出を見直して、支出を減らすことです。まずはこちらの項目を確認してみてください。
・スマホ料金(格安SIMへの変更)
・Wi-Fi料金(他社への料金見直し)
・ウォーターサーバー(水道直結型への変更)
・電気料金(高性能な家を建築した場合の料金との比較)
仮にスマホのキャリアをdocomoやau、softbankで契約をされている場合、格安SIMに変更するだけでもご夫婦お二人分のスマホ料金で毎月1万円以上節約できます。それ以外も必要かどうか?を再検討したり、別契約にすることで少しでも支出が減らせる場合もあります。電気代については、新築することで下げることが可能になる場合もあります。これだけでも2万円以上は支出を減らすことができます。

生命保険の見直し

上記の項目以外にも支出を減らせる項目があります。その代表的な例として上がる項目は、「生命保険」です。金融機関は、住宅ローンの融資を受ける条件として、住宅ローン専用の生命保険「団体信用生命保険」に加入する必要があります。これは、住宅ローンの契約者にもしもの時(死亡、怪我、病気)があった場合、住宅ローンの残債を保険会社が代わりに支払ってくれる(代位弁済)という保険の内容です。団体信用生命保険には、お亡くなりになられるような事態ではなくても、大きな病気やお怪我をされた場合でも住宅ローンの残債を保険会社が代わりに支払ってくれるという「特約」をつけることができます。この特約は、現在加入中の生命保険と重複する箇所がある場合、現在加入中の生命保険を見直すことにより保険料が下がり、支出を減らすことができるのです。

繰上返済の考え方

支出の見直しをすることで、毎月の支出をしっかり把握することができます。そのため、住宅ローンの毎月の返済額をいくらに設定することが妥当なのかを決めることができます。しかし、先ほど「繰上返済を視野に入れること」とお伝えしました。例としてお伝えしました35歳の方であれば、まだまだお子様にお金がかかる頃です。その場合、支出を抑えたとしても、預貯金を増やすことはできないかもしれません。しかし、お子様が大学を卒業されたり、社会人として就職をされた後の生活には、教育費に費用を捻出する必要がないため、その分を貯蓄に回すことができるようになります。繰上返済は無理して行うのではなく、余裕のあるタイミングから少しずつ計画をすることが望ましいと考えております。そのタイミングを事前にシミュレーションして、何年でいくら貯蓄して、その貯蓄からいくら繰上返済をするのか?そして繰上返済を行なっていった場合、何歳で完済することができるのか?このようなことを事前にシミュレーションしておくことで、住宅ローンの不安も解消できますし、パートナーに負担をかけすぎず、理想のライフスタイルを実現し続けることができます。

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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