工務店が建てる自由設計の家に興味があるけど、とりあえず良さそうな家の見学会に行けばいいのかな?このように考えている方は多いのではないでしょうか?家は一生に一度の買い物であるために普段の買い物よりも慎重になってしまうことは当然のことだと思います。しかし、工務店はハウスメーカーのように住宅総合展示場へ出展していることは少なく、会社独自のモデルハウスやお施主様の新築完成のタイミングでその建物を一時的にお借りして完成見学会を行いますので、建物を見ることができるのは、そのどちらかのタイミングしかありません。住宅総合展示場で自由に見学できることと比較すると少し敷居が高く感じますよね。そこで今回の記事では、せっかく勇気を出して見学会に参加される方のために、完成見学会で確認すべき5つの項目についてお伝えします。
住宅総合展示場とは、複数のハウスメーカーが出展しモデルハウスを見学できるようにしている場所のことです。積水ハウスやダイワハウス、住友林業などの大手ハウスメーカーからタマホームやセンチュリーホームなどのローコスト系の会社も出店しており幅広い建物を自由に見学することができます。
しかし、自由に見学できるという敷居の低さは便利なのですが、家づくりのスタート時点で住宅総合展示場に行かない方が良いという話を聞いたことはありますでしょうか?
住宅総合展示場に家づくりのスタート時点で行ってはいけない理由は、まだ知識が少ない状態だからです。では何故知識が少ない状態で住宅総合展示場へ行ってはいけないのかという言いますと、住宅総合展示場を出展するためには以下のことが必要になることが要因になります。
・モデルハウスの建築費用
・毎月の出店費用
・モデルハウス運営の人員配置
・集客のためのコスト
出展するためには上記4点の経費が必要になります。そのため出展している多くの会社は、お客様を担当するスタッフに来場して頂いたお客様とアポイントを取得する練習、契約して頂くためのトーク練習を行っています。ということは、知識と家づくりの経験が少ない状態でモデルハウスを見学しに行ってしまうと、お客様が魅力的だと感じるように準備したハウスメーカーの話に疑問を持てず、参考のために見学をしに行ったはずがそのままアポイントの約束を交わしてしまい、最終的にはご契約を交わすことまで行ってしまう可能性があるからです。
「まさかそんなことは」と思われるかもしれませんが、事実そのようなことが起こっており、後悔してしまう方も少なくありません。そのため、家づくりのスタート時点では、住宅総合展示場には行かずに、参考にするのであればSNSや雑誌、工務店の見学会に参加することをお勧めします。
工務店の見学会に参加する方法は下記の方法になります。
・GoogleやYahoo!の広告、SNS広告で流れてくる見学会告知から予約する
・フリーペーパー掲載や新聞の折込広告を見つけて予約する
・好みの工務店を事前にリスト化して、その工務店が見学会を行う告知をした時にホームページから予約する
このような方法があります。
お勧めの方法は、見学会に参加する前にインターネットやSNS、雑誌等から好みの工務店を見つけておいて、その工務店が見学会をする際に予約するという方法が間違いないと思います。
いざ見学会に参加したとしても、完成した建物の見学の仕方を知らなければ有意義に時間を使うことはできません。そこで見学会で確認すべき5つの項目は以下の内容になります。
・来場者様のお迎えの体制の確認
・デザインの確認
・性能の確認
・おおよその費用の確認
・お客様への考え方の確認
一つずつ簡潔に説明させて頂きます。
建物を見に来たのにどういうこと?と思われたかもしれませんが、工務店が来場者様のお迎えの体制がしっかり行えているのかはとても重要なことです。
工務店という呼び方は、幅広い建築会社のことを指します。企業規模としては、個人事業主の工務店もあれば、株式会社の運営をしており年間で100棟以上建築している会社もあります。そのため会社の姿勢(来場者様のお迎えの体制)によって、お客様への考え方やアフターフォロー体制などが読み取れます。
受付を用意してお客様を迎えられる状態を有しているということは大事なことです。
ホームページやSNS、雑誌などで確認をして、ご自身やご家族様の好みのデザインを把握している場合は、参加した見学会の建物のデザインを確認しましょう。ここで重要なことは、色合いとかではなく、外観、室内を彩る要素は「なぜ、このようにしたのか」を確認することが重要になります。
例えば、リビングに収納があるとします。リビングに収納があることは決して珍しいことではありません。しかし、その収納、そして収納の中の仕様は工務店の担当者とお施主様が打ち合わせをして決めたことですので、収納一つだとしても「なぜここにこのような収納があるのか」という理由が存在します。その理由こそが、その工務店のデザインの考え方になるのです。壁紙の色と床の色の合わせ方や照明の種類や電球色、このようなことをしっかりと確認するとご自身に合った工務店なのかを知ることができます。
(案内してくれた方が知らなかったとしても気にする必要はありません。その場合は建物を担当した方に聞いてもらうようにしましょう)
性能についてはホームページに記載してある会社が多いのですが、記載していない会社もありますので、確認すると良いでしょう。断熱・気密の性能数値や長期の維持管理方法、換気性能、長期優良住宅の認定を受けているのか?窓の仕様等を確認すると良いと思います。
工務店の多くは自由設計であるため、ご要望の建物によって金額が大きく変化します。見学会の会場となる建物がご自身のご要望と合わない場合、金額の参考にはほとんどならないとお考えください。自由設計の場合は、まずご要望をしっかりと把握し、それは担当者に伝えることが重要です。
例えば、見学会に参加する前にメモにご要望をリストにしておきます。それを案内してくれたスタッフ、もしくは住宅担当者に見せて、これならいくらくらいになるのかを確認するとわかりやすくて良いと思います。
仮に住宅ローンを利用する場合は、おおよその金額を確認して、住宅ローンについてそのまま相談すると良いでしょう。その理由は、担当者が住宅ローンの詳しいのか、お客様の家づくりに寄り添って話をしてくれるのかが分かるからです。
最後に一番大切なことをお伝えします。これまでは工務店の建物についての考え方についてを強くお伝えしましたが、見学会に参加する上で一番大切なことは工務店のお客様に対する考え方を確認することです。
お客様の考え方を知ることで、その工務店を信頼できるかどうかが分かります。
なぜ、そのようなことが一番大切なのかと言いますと、それは以下の項目になります。
・工務店はハウスメーカーと違い、代表者に会うことができるため、考え方は大切な家を任せられるのかを判断する材料になる
・家は完成した後、工務店と数十年間アフターフォローで付き合っていくため、信頼できるかの判断基準を知る必要がある
新築を購入して、「購入して本当に良かった」といつまでも感じていられるためには建築した工務店のアフターフォローが満足できる行動であることが重要になると思いませんか?お客様のことを気遣い、笑顔でいつでも素早く対応してくれる、そんな工務店であることがお客様が家を購入した満足度に直結するのです。
デザインや性能はとても重要なことですが、それ以上に大切なことは工務店の考え方であると考えております。
SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。