住宅ローンの審査基準の項目とは? | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2023/5/12

住宅ローンの審査基準の項目とは?

住宅ローンを利用する際には、お申し込みの前に審査があります。その審査には
①事前審査
②本審査
③実行前審査
上記3つがあります。今回の記事では、住宅ローンの審査で金融機関が見ている審査基準の項目についてお伝えしていきます。

審査している機関

住宅ローンを申し込む先は金融機関です。金融機関とは、銀行や信用金庫、全国労働金庫協会(ろうきん)、JAバンク、その他金融機関などを指します。私たちは金融機関へ住宅ローンの申し込みをしますが、実は審査を行なっている=お客様の住宅ローン審査の通過を示す機関は保証会社という金融機関が審査を出している機関が行なっております。ということは金融機関の担当者が知りたがっている情報とは、保証会社に審査を出すために必要な情報であると言えるでしょう。

保証会社とは?

保証会社とは、住宅ローンの返済が債務不履行になってしまった場合に(融資したお金が返済されずに滞っている債権)住宅ローンを代わりに金融機関へ立て替え、融資を受けた方に対し、残りの返済を求める行為を行う機関になります。30年ほど前までは、住宅を購入するために住宅ローンを利用する場合、返済義務を持つ「連帯保証人」を立て融資を受ける必要がありました。ですが今ではこの保証会社が「連帯保証人」を請け負う形になり、私たちは連帯保証人を立てることなく融資を受けることができるようになっています。

審査内容

住宅ローンの審査内容は大きく分けて以下の項目になります。
①年齢
②勤務先
③勤続年数
④ご年収
⑤お借入れ状況
この5つの項目から審査を行い、住宅ローンの審査を通過するか否かを判断しています。

年齢

住宅ローンの借入期間は一般的に最長で35年程度です。そのため、年齢が若すぎたり、高齢に達している場合には、返済期間中に返済能力が維持できるかどうかが懸念されることがあります。住宅ローンの借入年齢の上限は、80歳程度されています。また、年収や資産状況、健康状態なども審査の対象となります。高齢であっても、収入が安定しており、資産も豊富で健康状態も良好な場合には、借入年齢の上限を超えても住宅ローンを組むことができる場合があります。ただし、高齢者が住宅ローンを組む場合には、生命保険や医療保険などの保険加入を求められることがあります。また、保証会社が必要とする場合もあるため、金融機関や保証会社の条件を確認する必要があります。

勤務先

勤務先が安定しているかどうかが重要なポイントです。正社員であるか、契約社員であるか、アルバイトやパートであるかによって、審査の基準が異なります。正社員である場合は、勤続年数が長ければ長いほど、安定していると判断されます。契約社員やアルバイトの場合には、契約期間が短い場合や、派遣社員である場合には、安定性が低いとみなされることがあります。また、勤務先の業種や業績も審査に影響します。金融機関や保証会社は、勤務先が信頼できる業種かどうかを判断します。また、業績が悪化している場合には、将来的に倒産などのリスクがあるとみなされ、審査が厳しくなることがあります。

さらに、勤務先の所在地や通勤時間も考慮されます。勤務先が遠方である場合や、通勤時間が長い場合には、疲れがたまってしまい、健康面や業務面で支障をきたすことがあります。そのため、勤務先が自宅から比較的近い場所にあるかどうかも審査のポイントになることがあります。

勤続年数

勤続年数が長いほど、安定していると判断されます。一般的には審査の基準は勤続年数は1年とされる金融機関が多いのですが、5年以上勤続していることが「安定」という面では望ましいとされています。契約社員やパート・アルバイトの場合には、正社員に比べて勤続年数の要件が厳しくなる場合があります。また、勤続年数に加えて、転職の回数も審査に影響します。転職回数が多い場合には、安定性が低いとみなされることがあります。ただし、転職回数が多い場合でも、それぞれの転職理由や職種によって判断が異なることがあります。さらに、勤続年数に加えて、現在の勤務先での収入水準も重視されます。勤続年数が長いだけでなく、現在の収入水準が安定している場合には、返済能力が高いとみなされることがあります。

ご年収

住宅ローン融資の基準の一つに「返済比率」があります。返済比率とは、収入に対して返済額がどの程度の割合を占めるかを示す指標です。ご年収によって返済比率は決まり、融資の際に年間の返済額が返済比率を上回らないように審査をされます。その審査には現在返済中の金額も加わることになりますので注意が必要です。
また、ご年収に加えて、勤務先の規模や業種も審査に影響します。さらに、年収だけでなく、家族構成や住宅ローンの返済期間、借入額なども審査に影響します。たとえ年収が高くても、返済期間が長い場合や、借入額が多い場合には、返済能力が不十分と判断されることがありますので注意が必要です。

お借入れ状況

住宅ローンの他にお借入れされている金額やお借入れ件数が多い場合には、返済比率を圧迫することになるため審査には不利な要因となります。また、過去に返済に遅れがあったり、滞納をしたことがある場合にも、審査には不利な要因となります。
しかし、お借入れ件数やお借入れされている金額が多くても、返済履歴が良好であれば、審査に通る場合があります。さらに、借金には固定費と変動費があり、固定費が多い場合には、返済能力が低くなるため、審査に不利な要因となります。一方、変動費が多い場合には、返済に充てる余裕があると判断されることがあります。この変動費とはクレジットカードの利用額などがあります。

住宅ローンの申し込みには計画性を持ちましょう

住宅ローンの審査には計画性が有利になります。そのためには生活費の収入と支出を把握し、新築を建てた後の生活費を予測した上で見直しをする必要があります。そのような計画性について、金融機関からはより返済能力のある方と見られるようになります。
何よりご家族の笑顔あふれるライフスタイルのために新築をご計画される訳ですから、不安要素は一つでも多く取り除き、より楽しい家づくりライフをしていきましょう!

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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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