新築を計画される時、多くの方が土地も含めて購入を検討されていると思います。その場合、土地を購入し、所有権がご自身になるタイミングと建物が完成し、お引き渡しをするタイミングでは時期が大きくずれが生じます。今回の記事では、そのタイミングのずれが起きる土地と建物について住宅ローンをどのように組んでいくのかをお伝えします。
新築の建物が完成し、お引き渡しをするタイミングが家の所有権がご自身になるタイミングとなります。建物が注文住宅である場合、住宅会社と契約をしても、すぐにご自身の家になるのではなく、そこから現場がスタートし、完成まで待つ必要があります。ですが土地に関しては、良い土地を見つけ、不動産会社、もしくは私たちSEISYOのように不動産免許を取得している住宅会社と土地の契約をし、住宅ローンの融資の審査が通りましたら、融資を実行し、所有権はご自身に即座に移行することになります。
基本的には土地を購入する時に、建物の計画も同時に進めておくことを強くお勧めします。その理由は、住宅ローンの融資額にはご自身の年収やお借入れ状況などの審査基準により、借り入れができる上限が決まっているため、同時に進めて行かなければ「土地にお金をかけすぎてしまい、建物の理想の形を実現できなかった」ということに成り兼ねません。土地+建物の合計融資金額をしっかり把握し、その融資金額の内、土地に充てる金額と建物に充てる金額の分配を計画した上で進めていきましょう。
土地のお引き渡し=所有権の移転のタイミングから、建物のお引き渡し=所有権の登記までの期間は、一般的に4ヶ月〜6ヶ月程度であると考えてください。土地は不動産会社との契約から約1ヶ月で住宅ローン融資を実行し、支払いがスタートすることになります。ということは、そのタイミングで建物の仕様や間取りの打ち合わせが終了していたとしても、建築の確認申請を提出し、着工、完成までの期間は少なくとも4ヶ月ほどはかかります。その4ヶ月間は土地のローン返済は開始されているということになります。
先ほど、建物の完成までの4ヶ月〜6ヶ月ほどの期間は、土地のローン返済がスタートすると記載しましたが、建物と同時に返済がスタートした方が分かりやすくて良いと思いませんか?前途した土地のローン返済が先にスタートする場合は住宅ローンを「土地」と「建物」で金融機関と2回に分けて契約しているので、「住宅ローン2本立て」という言い方をします。この2本立てで契約をしているため、土地のみの返済がスタートしてしまうのです。では建物と同時に返済がスタートには「つなぎ融資」という方法を活用します。
「つなぎ融資」とは住宅ローンとは別に短期のローンを組み、土地代や中間金などの支払いに充て、最終的に住宅ローンが実行された際に返済する方法です。まず土地を申し込む際に住宅ローンの事前審査を受けます。その審査結果をもとにつなぎ融資の申込みを行い、審査が通りましたら、建物が完成するまでの4ヶ月〜6ヶ月の間、土地の支払い価格に充当する金額をつなぎ融資で支払います。これにより建物が完成し、建物の住宅ローンの支払いスタートのタイミングと同時に土地の支払いもスタートできるようになります。
つなぎ融資は、長期返済の住宅ローンとは違い、住宅ローンの審査通過情報を元に短期返済のローンを組むという考えになります。仮に6月1日に建物の融資実行が決まっているのであれば、そのタイミングまでの期間、土地購入費用を借り入れているということです。ということは4ヶ月〜6ヶ月の期間には利息が発生し、返済と同時に利息を支払うことになります。
建売とは違い、注文住宅は契約してすぐに住むことができません。そのため、土地の購入から建物の完成まで、支払いの流れを十分に把握して進めていかないと、「こんなにかかるとは思わなかった」ということになる可能性があります。家を購入した後に笑顔あふれるライフスタイルを実現するためには、お金も一つの要素であると思います。しっかりと情報収集をして、十分な計画のもとで実行していきましょう。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。