住宅ローンの金利には店頭金利と適用金利、審査金利の3つがあることをご存知でしょうか？インターネットや金融機関の窓口などのポスターに記載してある「金利0.7%」という表記は金利を優遇された後の適用金利のことを指しています。今回の記事では間違えて住宅ローンの返済シミュレーションを行なわないために、住宅ローンの店頭金利と適用金利、審査金利の違いについてお伝えします。
住宅ローンの店頭金利とは、住宅ローンの定価のことです。先ほどお伝えしましたようにインターネットや金融機関の窓口などのポスターに記載してある「金利0.7%」という表記は、金融機関の指定する条件をクリアできた方が得られる値引きした後の金利ことになります。なので金融機関の指定する条件を全てクリアできなかった場合、金利優遇＝値引きを受けられないため、店頭金利＝定価で住宅ローンの融資を受けることになります。
住宅ローンの適用金利とは、金融機関の指定する条件をクリアした値引き後の金利にて融資が決定し、返済額が算出されることを指します。金利の値引きとは金利優遇と呼び、その金利優遇の条件として金融機関が指定する内容の多くをご紹介します。
住宅ローンの審査において自己資金（頭金）が多い場合でも少ない場合でも審査に影響することはありません。しかし、金融機関の金利優遇の条件の一つに「自己資金比率」というものがある場合があります。これは希望の融資額である建築費用において、何％現金で支払うのかを示した条件であり、その条件をクリアすることができることで、金利優遇＝金利の値引きを受けることができます。
住宅ローン契約を結ぶ際に、金融機関より「公共料金の引き落とし口座や給与振込口座を住宅ローン契約をする金融機関の口座に変更する」と金利優遇を受けられるという条件を出す金融機関があります。この条件をクリアすることができることで、金利優遇＝金利の値引きを受けることができます。
住宅ローンを申し込むタイミングが良い場合、金融機関の指定する金利優遇の条件の中に「指定された期日までに申し込みをされた方」への金利優遇があります。これは事前審査のことではなく本申込をし本審査に通過したタイミングが指定される期間に該当するため、注意が必要です。
住宅ローンを契約する金融機関が発行するクレジットカードを申し込み、審査に通過すると金利優遇が受けられる場合があります。基本的に住宅ローンの審査に通過できる方であればクレジットカードの審査にも通過できます。しかし、金融機関によっては年会費付きのクレジットカードの申し込みを条件にすることもありますので、もしそのクレジットカードが必要ない場合は年会費のかからない解約のタイミングをしっかり把握した上で申し込みをするようにしましょう（一年でいくら使用すれば年会費が免除されるなどの条件がついたクレジットカードもありますので、そちらも重ねて把握するようにしてください）
金融機関の中には、事前審査から本申込を経て、住宅ローン契約を交わすタイミング（実行のタイミング）まで全てオンラインで手続きを完了した場合、金利優遇を受けられるという条件がついた金融機関があります。住宅ローンの知識をしっかりとお持ちの方にはお勧めしますが、金利優遇が住宅ローンの全てではないため基本的には住宅会社の担当者と共に有利に審査を進められるように行動することをお勧めします。
最後に審査金利についてお伝えします。審査金利とは住宅ローンの審査を受ける際に融資額を算出するために適用する金利のことを指します。仮に金利優遇を受け、変動金利「0.5%」で住宅ローンの融資を受けられる可能性があったとしても、審査の条件は審査金利が適用されます。返済額は、融資額と金利、そして返済年数によって毎月に返済額が算出されるため、実際の返済額とは異なる場合があります。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
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