住宅ローンの事前審査とは？

多くの方は、新築や中古住宅など、家を購入される時に住宅ローンを利用しその費用の捻出をされます。ということは住宅ローンの融資を受けられない＝家を購入することができないということになります。住宅ローンには審査があり、その審査に通過することが融資を受けることができる条件になります。今回の記事では、住宅ローンに通過するために重要となる最初の審査についてお伝えします。

住宅ローンの審査とは？

住宅ローンに審査は3つあります。

①事前審査
②本審査
③実行前審査

実行とは、融資金額をお客様の金融機関口座を移行することを指します。実行前審査は建物が完成した後に行い、事前審査と本審査で確認した内容と相違ないかを確認するために行います。

住宅ローンの審査項目

住宅ローンの審査は大きく分けて5つです。

①年齢
②勤務先
③勤続年数
④年収
⑤お借入状況

この上記5つの項目を審査することで、申し込みをされた方の融資額を決定することになります。

住宅ローンの事前審査とは？

住宅ローンの事前審査とは、建築会社と工事請負契約をする前に、家を購入する費用を準備できるかどうかを確認するために行う審査です。しかし、事前審査と言いましても甘くみてはいけません。この事前審査の結果を元に金融機関はその後の審査を組み立てていくため、事前審査に通過できないような状況下にある場合、住宅ローンの融資を受けることはできないと考えても過言ではありません。
そのため、軽々しく事前審査を提出することはお勧めできません。その理由は審査を提出するということは、申し込みをされた方の個人信用情報機関に審査の申し込みをしたことが記録されるからです（合否については記載されません）
気軽に幾つもの金融機関へ事前審査を申し込んでしまうと、いざ本命の金融機関に審査を提出しようとしたときに、審査に通過できなくなる可能性があります。そのため、審査は半年以内に3つ以上出さないように気をつけましょう。

用意する書類

事前審査には申込書と同時に金融機関へ同封する書類があります。

・運転免許証の写し（両面）
・申込書への捺印する印鑑（印鑑は同封しません）
・源泉徴収票（収入確認のため）

金融機関ごとに必要書類は変わりますのでご注意ください。
自営の方の場合は、法人の場合、過去3年間の決算書、個人の場合は過去3年間の確定申告書の書類、そして個人の収入を証明する所得証明書を準備する必要があります。

住宅会社と共に審査を出す

事前審査は個人で提出することはあまりお勧めしません。
事前審査の提出の前に信頼できる住宅会社を探すことを深くお勧めします。その信頼できる住宅会社と共にしっかりと打ち合わせをした上で事前審査書類を作成し、準備して事前審査に臨むようにしましょう。

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