住宅ローンの返済期間50年を活用するデメリット【2023年11月最新】 | 株式会社 盛匠|滋賀県栗東市の工務店
2023/11/17

住宅ローンの返済期間50年を活用するデメリット【2023年11月最新】

住宅ローンは長期の返済をしていく建築費用を捻出するために多くの方が利用する方法になります。2023年4月以前までは住宅金融支援機構のフラット以外の金融機関による住宅ローンの返済期間は最長で35年を選択することができました。しかし、2023年4月頃から返済期間は40年となり、2023年11月現在では50年を選択できる金融機関が増えてきました。住宅ローンの返済期間が最長で50年を選択できるようになるメリットについてはこちらの記事をご覧ください。
URL:https://seisyo-co.com/topics/lone/4363/
今回の記事では長期の返済期間を選択することによるデメリットについてお伝えします。

長期の返済期間を選択することによるデメリット

前回の記事では長期の返済期間を選択することによるメリットを紹介しましたが、長期の返済期間を選択することによるデメリットもあります。

返済期間を長くするメリットが少なくなる

住宅ローンの返済額は、金利が低く、長い返済期間を選択することで毎月の返済額を低く設定することができます。長期固定金利(選択した返済期間の金利を固定する金利タイプ)を選しますと、仮に50年の返済期間を選択した場合、金利が変わらずリスクを軽減できます。一方、金利が低い変動金利を選択した場合、市場の金利動向に合わせて5年置きに返済額を見直すことになります。ここまでを見ると長期固定金利の方がリスクがなく良さそうに感じますが、実は、長期固定金利と変動金利では、金利に大きく差があり、2023年11月現在では、一番低い金融機関の変動金利と長期固定金利の差は約2%あり、仮に3000万円の融資を受けた場合、返済額は毎月3万円ほどの差が出てしまいます。

繰上返済の計画を立てづらくなる

50年の返済期間を立てるということは、30歳で住宅ローンの融資を受けた場合、完済時年齢は80歳になります。当然、80歳までお仕事を今と変わらずできるのか?と言えば、そうではありません。ということは、50年の返済期間を選択した場合、前倒して元金を返済していく計画を立て、それを実行し、65歳前後には住宅ローンを完済できる状態にしておく必要があります。先ほど、3000万円の融資を受けた場合、長期固定金利と変動金利を選択した時の返済額の差額は約3万円とお伝えしましたが、繰上返済を計画するためには、毎月の積立が必要になるため、返済計画に余裕のある変動金利を選択した方が繰上返済を実現しやすい状態にすることができます。逆に長期固定金利を選択してしまうと、返済額が上がってしまい、毎月の返済額へのリスクは少なくても、完済時年齢を65歳前後にするには繰越返済の積立が毎月の生活費を圧迫しかねない状態になります。

借り換えをするメリットが出にくい

借り換えをする場合、メリットの一つに返済期間を延長することが挙げられます。これは仮に35年返済を選択し、数年後に毎月の返済額を抑えることを視野に入れて借り換えを計画した場合、50年返済を取り扱う金融機関を選択すれば最長で15年、返済期間を延ばすことが出来ます。しかし、融資実行時に50年返済を選択しますと、その後借り換えの計画時に返済期間を延ばすことは基本的に出来ないことになってしまいます。

安心して過ごすこそができる計画を立てましょう

家を建てる前と建てた後のことを考え、家族が笑顔でいられる家づくりの計画を建てるようにしましょう。家づくりは一生に一度の買い物です。そのためデザインや性能を重点的に考えてしまうこともあると思います。しかし、家づくりの目的は家族の笑顔のため。今とそして将来を見据えて、幸せなライフスタイルを築き続けられる選択をしましょう。

どのようなライフスタイルをお考えですか?

SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか?」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

株式会社盛匠代表取締役
中島 盛夫
[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]

大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

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