注文住宅の進め方と大切なことパート1
https://seisyo-co.com/topics/house-making/4371/
注文住宅の進め方と大切なことパート2
https://seisyo-co.com/topics/house-making/4382/
注文住宅の進め方と大切なことパート3
https://seisyo-co.com/topics/house-making/4387/
注文住宅の進め方と大切なことパート4
https://seisyo-co.com/topics/house-making/4395/
今回の記事では、住宅会社との初回打ち合わせにて要望の伝え方のポイントについてお伝えします。
私たちSEISYOのように自由設計の注文住宅をお客様へご提案しております住宅会社は、ハウスメーカーやローコスト住宅のような建築基準法以外の住宅会社による制限を設けた規格住宅とは違い、建物を白紙の状態からお客様のご要望をお聞きして設計をスタートします。そのため、ハウスメーカーやローコスト住宅のように代表的な間取りを集約した「プラン集」はありません（プラン集のある住宅会社は基本的にご要望をお聞きして、それに近い間取りを選定してご提案しています）。
先ほどお伝えしました通り自由設計は白紙の状態からお客様のご要望をお聞きして設計していきます。ということは、私たち自由設計の担当者は、お客様からお聞きしたご要望から「お客様の住み方」や「新築した場合の理想のライフスタイル」を汲み取り、ご満足いただける提案をすることができるスキルを持っていることが大前提です。しかし、スキルというものは担当者ごとに大小様々あり、知識・経験の低い担当者では、お客様の理想に見合った提案ができない場合があります。そのため、自由設計による家づくりを進める際には担当者の能力とお客様との相性がとても重要になります。
ご自身とご家族様との相性の良い住宅会社と担当者を見分ける方法の一つとして、打ち合わせ前に要望をしっかりまとめておくことが重要になります。これまで「注文住宅の進め方と大切なこと パート1〜4において、住宅会社との初回打ち合わせ前までに準備しておくべきことをお伝えしてきましたが、それ以外に「建物への要望」のまとめ方を学び、それを準備した上で打ち合わせに行くようにしましょう。
建物への要望とは、間取り、デザイン、性能においてどのような理想をお持ちであるか？ということです。これはこれからお住まいになられる新築への要望について、ご自身とパートナー様、お子様がしっかりと理想を共有して、「なぜそのようにしたいのか？」という理由を持って話をすることができる状態を作っておくことが大切です。
では、理想の建物への要望をどのようにまとめていくと良いかと言いますと、まず家族の動きに注目して間取りを考えていく話し合いを家族で行って見てください。一般的に新築を考え始めた後、
・住宅総合展示場へ行く
・家づくりの雑誌やインスタなどでイメージを掴む
このような行動をとられる方が多いのですが、デザインやモデルハウスに見学に行く前に、「住み方」についてまとめておく必要があります。住み方＝ライフスタイルについて把握せずに見学会や雑誌、SNSを参考にしてしまうと固定概念がついてしまったり、理想が高くなり過ぎてしまって、結果としてご自身やご家族様に合った建物にならなくなってしまうケースがあります。そのため、住宅会社との初回打ち合わせ前に、どのような住み方をしたいのかを家族で話し合ってみましょう。
住み方の話し合いの中で注目していくべきポイントは「家族の習慣を把握」することです。例えば、奥様が調理をされることが多いご家庭であれば、奥様が常にキッチンをどのように使用していて、
・どのような場合、使いやすいと感じるのか？
・どのような場合、使いにくいと感じるのか？
これらを家の居室ごとに話し合いをしていきます。キッチン、ダイニング、リビング、階段、和室（必要か不必要か）、寝室、洋室、玄関、ベランダ、お庭（ポストの位置、駐車場、駐輪場、庭の使い方）、洗濯物を干すスペース、各収納スペースなど。このように一日の家事をするための動きに注目し、便利なところと不便なところをまとめます。
日々生活をしている中での発見をメモしておくことも大切です。
・ここにこのような棚があったら便利だ
・これを収納する場所がないのが不便だ
・２階まで洗濯物を運ぶのが大変だ
新築に住んだ後、快適な暮らしを得るためにはこのような日々の生活の中で感じたことをメモしておいて、それを住宅会社に要望として伝えることは効果的です。ここでは「じゃあどうしたら便利になるのか？」を考える必要はありません。それこそが住宅会社の腕の見せ所になるからです。
家づくりを考え始めた頃は、実はとても注意が必要な時期です。軽はずみに住宅総合展示場へ行き、ハウスメーカーの意見を鵜呑みにして家づくりを失敗してしまった方が多くいらっしゃいます。そのようなことにならないように事前にしっかりと準備して、理想のライフスタイルを実現しましょう。
SEISYOでは、家づくりのスタートで「どのようなライフスタイルをお考えですか？」とお聞きします。お客様の理想のライフスタイルを実現し、笑顔で暮らし続けて頂くために、ライフスタイルを明確に決めてから家づくりをスタートすることは最も大切なことだと考えております。是非、SEISYOにご相談ください。
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大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。
